『自分の強みをつくる』byはあちゅう ― “自分探し”はもうやめて”自分づくり”をしよう

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みなさんは自分の「強み」とか「ブランディング」について考えたことはあるでしょうか?

最近イベントなどでいろいろな方と会うことが多いのですが、やはり「自分ブランド」ができている人は色々な方面で活躍されていることが多いんですよね。

そうは言っても”自分の強み”ってなかなか見つかるものじゃないですよね。
それこそ「強みを見つける」「やりたいことが見つかる」なんて本は巷に溢れていますが、読んだ直後は分かった気になっていても、ぶっちゃけよく分からないものが多かったり。

そこで今回はちょっと違った切り口の本を紹介します。
何かと話題となるはあちゅう氏の『自分の強みをつくる』です。

『自分の強みをつくる』byはあちゅう ― “自分探し”はもうやめて”自分づくり”をしよう

本書の概要

本書の著者である伊藤春香(@ha_chu)氏は、もともとは地味・人見知り・容姿へのコンプレックスなど”自分のことが大嫌い”だったそうです。

しかし大学生のときにブログを作り、ブログの中では元気で活発な女子大生「はあちゅう」というキャラクターを演じ続けたところ、それまでの人生が大きく好転したとのこと。

 

一体「キャラクターを演じる」とはどういうことなのでしょう?
本書ではキャラクターの作り方から演じ方までを解説してくれます。

個人的にグッと来たポイント

自分に自信があって、強みを持っている人は、本来の自分の要素でキャラクターをより強固にしていけばいいと思います。私のように、自分に自信がなくて、自分のことが大嫌いな人は、なりたい自分を自分のキャラクターにしちゃえばいいのです。(p.22)

「あなたは自分に自信がありますか?」と言う質問に「はい」と答えられる人はどれくらいいるでしょうか?

多くの人は何かしら目に見えない不安やコンプレックスを抱え、どこか自信がないようんじゃないですかね(もちろん私もですよ)。

自信がないというのは自分の強みが不明確だったり、経験不足が原因だったりするもの。

ならば、「こうなりたい(こういう強みを持ちたい)」というキャラクターを作り、それを演じながら経験値を増やすことで自信につなげていけばいいのではないでしょうか?

ちょうどRPGで自分の好きなキャラクター(戦士とか魔法使いとか)を育てていくことで、強いキャラクターを作ることに似ているかもしれませんね。

自分の個性を持って、小さい結果をどんどん積み重ねて、それを貯蓄していくことが、人からの信頼や次のチャンスにつながっていきます。コイツには何かあると思わせることができればしめたもの。何もないよりは、小さくてもくだらなくても、何かあったほうがいい。 (p.81)

過去に参加したイベントでは、周囲の人をどんどん人を巻き込んで、新たな活躍の場を作っていく方を何人も見てきました。

そういう人は得てして何かしらの個性を持っているんですね。

自分が持っていない個性や強みを持っている人はどうしても魅力的に見えるものです。

逆に言えば誰でも個性を持っているものです(それが小くてしょうもないと思っている個性でも)。
その個性がどこかで誰のお役に立てる可能性は充分ありそうですね。

努力をしていない人は、努力をしている人にはかなわない。その努力だって、大変だと思っている人は、楽しいと思っている人には絶対かなわない。正しい努力はきっと楽しいもの。

個性を持っている人に共通して言えるのは、努力を楽しんでいることではないでしょうか?

毎日ブログを更新したり、ランニングを欠かさず続けていたり、はたから見たら「大変そうだな」「苦行僧みたいだな」と思うことも本人は楽しんでやっていたりします。

逆に言えば楽しくなければ続かないし、やっていて楽しくないことは成長する余地がないと言えるかもしれません。

まとめ

若い女性向けをアピールするかのような、ピンクの表紙にかわいらしいイラスト満載の本書。

自分の内側に強みを見つけるのではなく、外側に向けて”なりたい自分をつくる”という考えは面白いと思います。

自分の強みが見つからないとお嘆きのあなた、「自分探し」の旅はおしまいにして、新たに「自分づくり」の冒険に出発してみませんか?

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