懇親会の満足度を上げるたった一つの簡単な工夫

思考・仕事術
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「自己紹介」
「自己紹介」 / june29

実はボランティア活動にも参加している@hir0ckyです。

かれこれ6年近く続けていますが、参加ボランティアさんの入れ替わりがかなり激しく、5年以上続けているのはほんの数人程度。

長く続かない理由の一つにボランティアさん同士のコミュニケーション不足があるのでは、と考えていたので思い切って懇親会を企画しました。

結果はバッチリ、ボランティアさん同士のつながりが生まれたのを実感できました。

懇親会成功の秘密は「自己紹介」にあります。

全員参加型自己紹介

今回参加していただいたボランティアさんは僕も含めて10名。
中には一度もお話をしたこともない方もいらっしゃいました。

参加されているボランティアさんは基本的に大人しい方ばかり。
そこで今回、ある秘策を用意していきました。
それは以前参加した写真教室の懇親会で体験した全員自己紹介。

乾杯の音頭の後、参加者全員に簡単な自己紹介をしてもらうのです。

この方法の優れているところは、全員が自己紹介を行うことで何らかの話のキッカケが生まれること。

話すキッカケさえ生まれれば、懇親会の席でもひとりポツンと隅っこの方でつまらなそうにしている人も減ります。
そもそもこういう人の大半は話すキッカケがつかめないから隅っこに行ってしまうわけでして(僕もですが)。

どうせ参加するなら全員に楽しんでもらいたいですもんね。

自己紹介テンプレートを用意する

ただ、自己紹介って慣れていない人には何を話せば良いのか戸惑ってしまうもの。

名前と職業を簡単に話して「よろしくお願いします(ペコリ)」で終わってしまっては、話のキッカケが生まれません。
聞いている側に対して壁を作ってしまっているようなもの。

そこで今回は次のようなテンプレートに沿って話してもらえるよう仕向けました。
(これを話してくださいと指示したわけではなく、そういう流れに持っていくようにやんわりと仕向けたってことです)

  1. 名前
  2. ボランティア歴と参加したキッカケ
  3. 職業
  4. 趣味など

1〜3はどんな人でもパッと出てくるのは予測していたので、一番手の方が話し終わったときにすかさず「ご趣味は?」と聞いたわけです。

自己紹介というのは不思議なもので、二番手以降の人は一番手の内容をなぞって話す傾向があります。
これをうまく利用したわけです。

そして、この「趣味」を入れたことが良い結果を生み出しました。
今までほとんどコミュニケーションをとっていなかったボランティアさん同士が、趣味の話を中心に積極的に話すようになったんですね。

まとめ

活動中はボランティアさん同士がプライベートな話しをするということがほとんど見られなかったため、今回の懇親会はかなり意味があったと実感しています。

ボランティア活動への参加が続かない原因の一つに「ボランティア活動だけで終わっている」と言うのがあると思います。

もちろんボランティア中は活動に専念する必要がありますが、それだけではやはり寂しいもの。
気軽に話しかけられる仲間がいたほうが、圧倒的に楽しいはずなのです。

これは友達のいない学校に行ってもつまらないのと同じだと思います。
もちろん学校は勉強の場ですが…それだけではないはずですよね。

この全員自己紹介、参加者の分だけ時間はかかりますが…効果はバツグンです。
イベント主催者はぜひお試しあれ。

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