組織の中で”いてもいなくても同じ人”にならないためのたった一つのこと

思考・仕事術
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Organization Chart
Organization Chart / Luc Galoppin

会社に限らず、人は色々な組織の中で活動することがあります。

個人的なイベントのために運営委員会を結成したり、地域の集まりに参加したり。
家族だって一つの組織と考えられますね。

組織というのは、ただ人が集まれば良いというわけではありません。
集まったことに対しての成果が求められます。

なかなか成果が上がらない組織には、あるものが欠けている可能性があります。

組織の中で”いてもいなくても同じ人”にならないためのたった一つのこと

今日の組織では、自らの知識あるいは地位のゆえに、組織の活動や業績に実質的な貢献をなすべき知識労働者は、すべてエグゼクティブである。
(P・F・ドラッカー『プロフェッショナルの条件』p.68)

知的労働者とは、物質的なものを作り出すのではなく、知識やアイデア・情報などを生み出す人のこと。

エグゼクティブとは一般的に組織の幹部や上級職を指しますが、ここでは”責任者”ととらえてもいいかもしれません。

通常、組織はリーダーやマネージャーの指示によって実働部隊が動く、という図式が成り立っていますが、これでは成果が上がらないんですね。

実働部隊である人たちが、自らの意思決定をして、それに対しての責任を持たなくてはならないということです。
つまり自らも”エグゼクティブ”とならなくてはならないのです。

ただ単に組織に所属しているだけの人は、結局そこ止まり。
いてもいなくてもどうでもいい人。

組織が求めているのは、組織の目指す成果に対して自分がどのような形で貢献できるか、そのためには何をすれば良いかということを自分の頭で考え、実行し、結果に責任を持てる人なんですね。

あなたは上から言われたことをそのままこなしていませんか?

まとめ

会社組織にいると日々の業務に忙殺され、このようなことに気付かないかもしれません。
私も会社を離れて、何となくドラッカーの言う”エグゼクティブ”の意味が分かってきました。

どの組織においても”いてもいなくてもどうでもいい人”にならないようにしたいものですね。

久しぶりに読み返しましたが、何度読んでも気づきの多い本です。
オススメ。

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