Lightning / Bruce Guenter
このところずっと「もっとうまいことブログが書けないだろうか」とか、「ライトニングトークがうまくなる方法はなかろうか」なんてことを考えています。
そんなことを考え続けた結果、ふと「ブログとライトニングトークに共通するコツ」みたいのがあるのではないかということに気づきました。
ほとんど思いつきなので確信はないのですが、このまま埋もれさせるのはもったいないのでブログでシェアしたいと思います。
ライトニングトーク上達のコツと読まれるブログの共通点「CCB」とは?
今回思いついたコツ、覚えやすく「CCB」と名づけました。
- Catch
- Content
- Benefit
の頭文字をとったものです。
それでは一つ一つ見ていきましょう。
Catch―まずは相手の興味をがっちりつかむ
Inconceivable catch / ` TheDreamSky
読まれているブログに共通するポイントの一つとして、タイトルや本題へと導くリード文などに読者の興味を引くような工夫がされています。
逆にここが弱いとタイトルを一瞥しただけでスルーされる結果になりがちです。
これはライトニングトークにも同じことが言えそうです。
「えっ?それって何?」と思わせるタイトルや興味深い問題提起が冒頭にあると、聞き手の興味をがっちりとつかむことができます。
次の画像は「第二回LLT」で私が実際に使用したスライドの一部です。
ここで聞き手に「何の数字か分かりますか?」と質問を投げかけました。
どうでしょう?何の数字なのか気になりませんか?
このようにいきなり聞き手に質問を投げかけるのも一つの方法として有効ですよ。
※ちなみに…この数字は左がTwitterのフォロー/フォロワー数の1年間の推移、右が昨年と今年の誕生日にFacebookで「おめでとう」メッセージをくださった方の人数です。
Contentー魅せる内容で勝負する
Repurpose Content / opportplanet
さて、いくらタイトルが秀逸でもメインの内容が薄ければ飽きられてしまいます。
これはブログもライトニングトークも同じですね。
読まていれるブログは見やすいデザイン、上手な画像の使い方、一貫したストーリー性のある文章など、読者に配慮した内容で作られています。
これはそのままライトニングトークにも使えそうです。
スライドのデザイン(フォントや画像の配置)や、分かりやすい話し方などに配慮すれば、聞き手は飽きずにあなたの話を聞いてくれることでしょう。
コンテンツに関してはかなり深い部分なので、ここでは簡単な説明に留めておきます。
Benefit―相手に恩恵をもたらす
Sushi Tachigui Omiyage / Ray Larabie
読まれるブログとそうでないブログの決定的な違いは何でしょう?
それは「恩恵(ベネフィット)」があるかないかの違いではないでしょうか。
読者は何らかの問題解決をするためにブログを読みにきています。
それはiPhoneの便利な使い方であったり、おいしいラーメン屋の情報だったり…何かしらの恩恵を受けられることを目的にブログを読んでいるのです。
(娯楽のためというのもあるでしょうが、それも「楽しむ」という恩恵がありますね)
つまり読者にとって「役に立った」「勉強になった」といった、何らかの恩恵をもたらすようなブログが読まれるブログだと言えそうです。
もうお分かりでしょうが…ライトニングトークも同じことです。
聞き手は時間を割いてあなたの話を聞いてくれているのです。
どうせなら何か一つでも「おみやげ」を持ち帰ってもらいたいですよね。
あなたの話を聞くことによって「誰に」「どんなメリットがある」のかを明確にすることで内容がグッと引き締まると思いますよ。
まとめ
Clark County Bank baseball cap, used in 1975 / gurdonark
ブログとライトニングトークに共通するもの、それは相手に自分の意見を伝えるということです。
言葉にするとものすごく当たり前のことなんですが…伝えると言うことは相手に理解してもらう必要があります。
あなたのライトニングトークは”一人よがり”になっていませんか?
もちろんいきなり上手にやるのは難しいですし、慣れないうちは伝わりにくいライトニングトークでもまったく構わないと思います。
ただし上達したいのであればこの3つのポイント
- Catch(興味をつかむ)
- Content(内容で魅せる)
- Benefit(おみやげを渡す)
「C-C-B」を意識することができるようになれば、あなたのライトニングトークは1つレベルが上がると思います。
“ロマンチックが止まらないライトニングトーク”と呼ばれる日もそう遠いことではないでしょう。
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