strength / Bhope34
こんにちは、@hir0ckyです。
先日参加したセミナーで「自分を知る」ことの重要さを学びました。
得意な分野で活躍し、苦手なことにわざわざ手を出して失敗しないためにも、自分のことをしっかりと知っておいたほうが良さそうです。
でも僕達って自分のことを意外と知らないものなんですよね。
自分のことを客観的に見ることができれば「自分を知る」ことも可能なのですが、潜在意識が90%以上を占めると言われる僕達凡人にはなかなか至難の業。
そこで自分を客観的に、かつお手軽に知ることのできるツール「ストレングス・ファインダー」を何年かぶりで受けてみました。
その結果を踏まえながら、「自分を知る」ことについて考えてみたいと思います。
ストレングス・ファインダーとは?
何年か前に話題になったので名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、簡単にご紹介。
180問からなる2択の質問に答えることで、自分の「強みになりうる最も優れた潜在能力の素」を見つけることができます。
強みになりうる潜在能力の素(資質)は全部で34種類。
そのうち上位5つの資質が結果として分かるようになっています。
ちなみにテストはインターネット上で誰でも受けることが可能ですが、テストを受けるには「アクセスコード」が必要となります。
アクセスコードの入手法は
- アクセスコードの付いてている書籍を買う
- ストレングス・ファインダーの提供会社から直接アクセスコードを買う
の2つの方法があります。
■書籍を買う場合は下記の2冊にアクセスコードが付いています。
▼最初に買うのならコチラ。僕は2冊目の購入となりましたが…
▼コチラは読んだことがないですが、アクセスコードが付いているそうです。
■アクセスコードを買う場合は下記ギャラップ社のサイトから(英語サイトです)
今回の結果
今回僕が受けたテストの結果は以下のとおりとなりました。
- 最上志向
- 慎重さ
- 学習欲
- 目標志向
- 信念
各能力についての説明についてはここでは割愛しますが、言われてみれば「なるほど」と思えるような結果でした。
ちなみに何年か前に受けたテストの結果はコチラ。
- 調和心
- 収集心
- 最上志向
- 責任感
- 分析志向
最上志向だけがかぶってますが4つ入れ替わってますね。
何年か経って考え方などにも変化があったからでしょうか?
前回の結果よりも今回の結果の方が、自分としてはしっくりくる感じです。
ストレングス=強み、ではない?
Gifted Hero / JD Hancock
さて、このストレングス・ファインダー、「強み」を見つけるツールと思っている方も多いようですが…個人的には「強み」ではなく「資質」を見つけるツールだと思っています。
さて「強み」と「資質」、似ているようですが異なる両者。
一体何が違うのでしょう?
「強み」とは「資質を材料にして作られた、他者よりも突出した能力」と僕は考えています。
今回のテスト結果を見ても、各能力だけでは強みにはなりませんよね?
「私の強みは最上志向です!」なんて熱弁されても困ってしまいます。
そうではなく、「最上志向」という資質を活かせるような環境に身を置く、または状況を作り出すようにすることで、より成功に近づくことができる。
その状態が「強み」ということになるわけです。
資質がある=自分の得意分野であるわけですから、あとはそれを上手く活かせることができれば、それが自然と強みになるってことですね。
まとめ
孫武公園/Suntzu Park/孙武公园 / kanegen
中国の兵法書である「孫子」には下記の有名な一節があります。
彼れを知りて己れを知れば、百戦して殆うからず。
彼れを知らずして己れを知れば、一勝一負す。
彼れを知らず己れを知らざれば、戦う毎に必ず殆うし。
(岩波文庫 新訂 孫子p.52)
自分のことを知らない状態では、戦っても勝ちを拾うことは困難です。
しかし、自分の資質を理解しそれを活かせる状況を知っていれば、勝率を上げることは不可能ではありません。
自分を知る=自分の資質を客観的に知っておくということは、うまいこと人生を歩んでいくための必須スキルなのかもしれませんね。
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