お茶のお稽古で先生に言われ「なるほど」と思ったことをシェア。
なかなか上手に教わったことを再現できずテンパッてしまいがちなのですが、先生曰く、実は今が一番楽しい時期なんだそうです。
ビシッと格好良くできたほうが楽しいような気もしますが…これってどういうことなんですかね?
不完全な状態は今だけ
お茶のお稽古に限らず、仕事でもスポーツでも成長している過程って結構しんどかったりしますよね。
あの人はすんなりできているのに、自分はなかなかうまくできないとか。
早く上手くなりたい、完璧にできるようになりたい…そんな気持ちばかりが先走ってしまいがちです。
でも考え方をちょっと変えると、実は今が一番楽しい時期なのかもしれません。
なかなかうまくできない…そうは言っても日を追うごとに少しずつ確実に前に進んでいるはずなんですね(退歩する人はなかなかいないので)。
つまり次は今日よりも上手くできるようになるわかでして、その結果嬉しい・楽しい気持ちを味わうことができるわけです。
これが完璧にできるようになると、それが当たり前の状態になってしまうわけですから、目に見えて自分の成長を感じなくなってしまうんですね(もちろん成長は続くんでしょうけど)。
ということは伸びしろの多い不完全な状態のときが、一番成長を感じられて楽しい時期ということになるんじゃないかと。
そしてこの時期は二度とやって来ることはありません。
続けていれば成長するんだから、成長を焦らず今を楽しめるようになれば良いですよね。
まとめ
子どもの頃って「早く大人になりたい」なんて思っていても、いざ大人になってみると「子供の頃の方が楽しかった」なんて思ったりしませんか?
何て言うか、この感覚に似てるんじゃないかと思ってみたり。
今やっていることが上手く行っていないとしたら、「実は今は修行の時期なのかも」と見方を変えてみると、今の状況を楽しむことができるようなるかもしれませんよ。
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