ここだけの話、割とラクして生きていきたいと考えてます。
まあ現実はそこまで甘くないのですが、考え方次第によってはいくらか無駄な労力を下げられるんじゃないかと。
そこで役に立ちそうなのが「80対20の法則」、いわゆるパレートの法則です。
この「80対20の法則」、ビジネスマン向けに書かれている本が多いのですが、その中でも個人をターゲットにして解説している本『新装版 楽して幸福を手に入れる 80対20の法則 生活実践編』を紹介します。
※冒頭の写真は旧版のものです。現在は新装版として販売しています。
『80対20の法則』byリチャード・コッチ―ラクして成果を上げたいなら読んでおくべき本
80対20の法則とは「成果の80パーセントは、原因や努力の20パーセントから生まれる」という法則です。
主にビジネスシーンで使われることの多いこの法則、実は私たちの身の回りにも当てはまるものが多いそうです。
- 世界の人口の二〇パーセントに満たない二〇パーセントの国が、世界のエネルギーの七〇パーセント、金属の七五パーセント、木材の八五パーセントを消費している。
- 地球の表面積の二〇パーセント以下で、鉱物資源の八〇パーセントが生み出されている。
- 発明が人類に与えた影響をみると、せいぜい二〇パーセントの発明が、八〇パーセント以上の影響を与えている。二〇世紀の発明では、原子力とコンピューターの影響力が、それ以外のおびただしい数の発明や新技術を遥かにしのいでいる。
(旧版P.29-30より抜粋)
これは自然の法則なので、努力や時間の使い方なんかも当てはまる、というわけですな。
無駄な努力をせず、焦点を合わせる
「80対20の法則」が自然の法則であるのなら、私たちの日常生活も劇的に改善できるはず。
夢や目標のために努力をしているのに、なかなか成果が出ない…という人は努力の”焦点”がズレているのかもしれません。
そのために高額なセミナーにお金をつぎ込んだり、徹夜で勉強したりと本来であれば必要ない努力をしてしまっている可能性だってあります。
では、”焦点”を合わせるというのはどういうことか。
まずは「進むべき目標」を認識し、それを達成するための「経路」を決め、その経路に基づいた「行動」をとる、これだけです。
なんだそれだけか、それならもうやってるわ!と怒られそうですが、キモは二番目の「経路」の設定にあります。
ここで「いかに少ない努力で大きな成果を上げるか」を徹底的に考えるんですね。
ポイントはラクして成果を上げられるかどうか、確実にその経路を通過することができるかを自問し、不確実な経路を通らないということ。
その結果、無駄な努力をしない=ラクをして成果を上げることができる、というわけですな。
まとめ
「80対20の法則」を活かすことができれば、仕事・人間関係・お金などの人生において頭を悩ませる諸問題も解決できると本書では言っています。
具体的な内容に関してはここでは伏せておきますが、「80対20の法則」というのは知っておいて損はないんじゃないかと。
ご興味あればどうぞ。
コチラも読んでおくと「80対20の法則」について理解が深まりそうですよ。
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