以前コチラの記事でも書きましたが、クリエイター(好きなことで食っていきたい人)こそタスク管理を学ぶ必要があると考えています。
そこで【クリエイターのためのタスク管理】と題し、クリエイターが知っておくべきタスク管理について解説していこうと思います。
第1回目はタスク管理の基本『GTD』についてのおさらいです。
タスク管理の基本『GTD』についておさらい
『GTD(Getting Things Done)』とは生産性向上コンサルタントであるデビット・アレン氏が提唱する生産性を向上させるためのフレームワーク。
ザックリとに言ってしまえば
- やるべきことをすべて把握する
- 気になることについて求めるべき結果と次に取るべき行動を決める
- やると決めたことを信頼できるシステムで管理し、定期的に見直す
というものです。
これらのもたらすメリットについて、簡単に解説してみましょう。
1.やるべきことをすべて把握
まずやるべきことをすべて把握できているので、作業中にアレコレと余計なことを考えずに済むようになります(作業中に全く関係ない別の要件がフッと頭に降ってくることありますよね?)。
また、やるべきことがすべて把握できていれば、今何に集中すべきかが容易に判断できるため、突発的な割込作業に対しても柔軟に対応できるようになります。
2.求めるべき結果と次に取るべき行動が分かる
やるべきことがすべて把握できているということは、同時にそこに至るまでのプロセスも明らかになっているということです。
作業を開始したのに、何から手を付けようか考えるのはリソースのムダ。
あらかじめやるべきことを考えておけば淡々と作業をこなすことができるようになります。
3.信頼できるシステムで管理
タスクを頭の中ではなく外部に書き出して管理しておけば、大事なことを覚えておく必要はなくなります。つまり脳のリソースに空きができるということ。
タスクは外部のリストで管理しているので、作業中に「あれどうなってたっけ?」と考えることなくなり、スッキリした頭で日々を送ることができるようになります。
クリエイターにとって余計なノイズは発想を阻害する不要なもの。
タスク管理をすることで頭をスッキリさせることができれば、よりクリエイティブな発想ができるようになるはずです。
まとめ
というわけでザックリとGTDについておさらいしました。
タスク管理の手法は色々とありますが、個人的にはこのGTDが一番シックリときていますので、【クリエイターのためのタスク管理】ではこのGTDをベースにタスク管理の考え方について説明をしていきます。
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