大勢の人前で話すのって緊張しますよね。いざ話そうとしても頭が真っ白になって、結局何を話したいのか分からない……そんな経験ありませんか?
ワタクシ、今でこそ人前で話をしたり初対面の人にも抵抗なくインタビューしたりしてますが、若い頃はとにかく人前で話をすることが苦手でして。
そんな私ですが当時働いていた会社で上司に参加するように言われた研修をキッカケに、抵抗なく人前で話せるようになったんですね(ありがたいですな)。そして、さらなるレベルアップを目指し、いろいろな本を読んで勉強をしました。
今日は私のビジネストーク力を大幅に引き上げるのに役立った本を3冊ご紹介。
『話し方入門』
『人を動かす』『道は開ける』などの自己啓発書でおなじみ、デール・カーネギー氏による話し方についての本。
いわゆるパブリック・スピーキング(大勢の人前で話すこと)を目的にした本で、テーマの選び方から事前準備の仕方、練習方法、人を引きつける方法まで網羅的に書かれています。
演説上手だったルーズベルトやリンカーンなどアメリカでの事例が多く、時代背景も古いので、日本人には若干とっつきづらいところもあるかもしれませんが、スピーチの基礎を学ぶことができる良書なので、最初に読んでおきたい一冊ですね。
『ブライアン・トレーシーの話し方入門』
こちらは講演家・実業家などさまざまな顔をもつブライアン・トレーシー氏の話し方入門。
デール・カーネギー氏の本に比べると、全体的に読みやすいのとテクニック面が充実していることが特長。
カーネギー氏の『話し方入門』で話し方に対する概要をざっくりとつかんで、コチラの本で実践力を身につけていくとスムーズにレベルアップできるんじゃないかと。
ちなみに私はこの本をボロボロになるまで読んで、使えそうなテクニックを一つずつ試した覚えがあります。
話し方に関する本を一冊だけ選べと言われたら、迷わず本書を選ぶんじゃないかな。
『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』
稀代の名プレゼンターだったスティーブ・ジョブズ氏。
本書ではジョブズ氏のプレゼンがなぜ人々を惹きつけ熱狂させるのか、その秘訣を18の法則に分解して解説しています。
タイトルだけ見るとプレゼンの本みたいですが、例えば短時間のスピーチをする場合にどう話を展開すれば良いかとか、キーとなるメッセージはどう決めるかとか、プレゼン以外にも役立つ部分が多いので、基礎を身につけたあとで一段レベルアップしたいときに読むと良さそうですな。
まとめ
というわけで、私のビジネストーク力を大幅に上げてくれた本を3冊紹介しました。
もちろん、本を読んだだけでいきなり話すことが上手くなるわけではなく、それなりに上手くなりたいのであれば相当な練習を積む必要があります。
実際私も毎週1回の3分間スピーチを半年間続けることで上達しましたし(これはなかなか辛かった……)。
昨今、リモートワークでWeb会議なんてケースも増えてますし、何だかんだ言っても話すスキルって何かと役立つので、ここらでビジネストークを磨いてみるのも良いのではないでしょうか?
ご興味あればどうぞ。
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