自由の意味が知りたくて「第8回No Second Lifeセミナー」に参加してきました

勉強会・セミナー
この記事は約5分で読めます。

 

Pikeman defending a window
Pikeman defending a window / Tim Green aka atoach

 

こんにちは@hir0ckyです。

大阪での第7回に引き続き、今回も立花岳志(@ttachi)さん主催のセミナー、

第8回No Second Lifeセミナー」に参加してきました。

 

9月23日(日)に東京で第8回No Second Lifeセミナー 開催します!テーマは「普通のサラリーマンが自由なフリーランスになる方法」!! | No Second Life

今回のテーマは「普通のサラリーマンが自由なフリーランスになる方法」。

僕自身、十数年会社員をやっていますが最近フリーランスにも興味を持っていたので、

非常に勉強になるセミナーでした。

 

個人的にグッときたところをいくつか紹介したいと思います。

サラリーマンとフリーランス

サラリーマンとフリーランス、そもそも何が違うのでしょう?

 

まずは当たり前ですがサラリーマン=基本的に組織(会社)に属しています。

組織に属しているということは、個人ではできない大規模な仕事をすることが可能です。

 

例えばテレビを作るにしても、個人では作ることはできません。

テレビの作り方という知識の集積や、テレビを作る工場や宣伝など多額のお金が必要となります。

これは会社と言う組織があってこそできる仕事でしょう。

 

一方フリーランスはどうでしょう?

ダニエル・ピンク氏の著書「フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか」に

フリーランスはこう定義されています。

特定の組織に雇われずに様々なプロジェクトを渡り歩いて、自分のサービスを売る。(p.33)

 

サラリーマンが正規兵だとしたら、フリーランスは傭兵。

どこの国にも属さず、自分の腕一本で稼ぐ戦闘のプロ。

報酬とやりがいでどの国にも味方する自由な存在、と言えそうです。

(ちなみにフリーランス=自由な槍。中世ヨーロッパの傭兵から来てるんですね)

 

メリットとデメリット

自由、という響きが耳に心地よくてフリーランスに憧れる方も多いかと思います。

少し立ち止まって、サラリーマンとフリーランスそれぞれのメリット・デメリットに目を向けてみましょう。

 

■サラリーマンのメリット/デメリット

○給与の保障やボーナス・退職金などの収入面

○基本的に福利厚生がある

○規模の大きな仕事に取り組むこともできる

×どんなに頑張っても他人が評価をし、それで収入が決まる

×生活サイクル、生活圏、業務内容など選択の自由が制限される

×会社が破たんすると、メリットは全てパー(泣)

 

■フリーランスのメリット/デメリット

○自分が頑張った分、収入に結び付けることができる

○生活サイクル、生活圏、業務内容の自由

○生涯現役で働くことができる

×安定した収入や生活の保障がない

×基本的には個人ベースの仕事なので大規模な仕事には向かない

×借金、クレジットカードなど信用面に難がある

 

どちらも一長一短ありそうですが、ここで考慮しなくてはならないのはサラリーマンでいることのリスク。

不景気によるリストラ、賃金引き下げや倒産。

地震などの天災が起きたときに、会社を捨てることも家族のそばにいることもできない状態。

どうでしょう?サラリーマンであり続けることに一抹の不安を覚えないでしょうか?

 

サラリーマン=安定の時代は終わり、会社に依存しない働き方に目を向ける必要があるのかもしれません。

 

フリーランスになるには

まずはフリーランスに向かないのはどのような人でしょうか?

  • 受け身姿勢で自分から仕事を作り出せない人
  • 土日は休みたい、安定収入が欲しいという人
  • ただ単に今の会社が嫌で逃げ出したい人

何となくですが、自分に甘い人には向いていないようですね。

 

ではフリーランスになるために必要なものは何でしょう?

  • 流行り廃りなどの時流を読むことができる眼を持っている
  • パーソナルブランディングがしっかりできている
  • 臨機応変に考え、行動を修正できる力

まずはしっかりと自分を磨き、こういう力を身につけておく必要がありそうです。

 

やってはいけないこと

自由なフリーランスでもやってはいけないことがいくつかあります。

  • なんでもやりますは禁句(自分を安売りしない)
  • 仕事がないからと言って、時給仕事をしない
  • 「ファッションノマド」はクズだ!

自分を安売りしたり、時給仕事をするのであれば、サラリーマンから独立した意味がありません。

 

また「Macを持って渋谷のスタバで仕事」のようなノマドスタイルに憧れて、

軽い気持ちでフリーランスになるのは絶対にダメだそうです。

(普段穏やかな立花さんから「クズ」と言う言葉を聞いて、驚いたのは自分だけではないはず)

 

まとめ

セミナーを通じて感じたことですが、

フリーランスだから偉いとか、今すぐに独立しなさいという内容は一言もありませんでした。

これはサラリーマン時代から様々な試行錯誤をしてこられた立花さんの率直な気持ちなのだと思います。

 

確かに昨今の不景気で会社勤めをするにも色々と不安が多くなってきました。

だからと言って、安易に独立することが正解ではありません。

 

大事なのは「自分の人生や働き方を自分で決めている」こと、だそうです。

サラリーマンとして今携わっている仕事が好きで好きでたまらないのであれば、

それも一つの「自由」なのだと思います。

 

各個人が自分の人生に責任を持ち、好きなことを仕事にできる…

それが本当の自由なのかもしれませんね。

一度自分の働き方についてじっくり考えてみようと思ったセミナーでした。

 

(今回の反省)

セミナーの写真を撮り忘れていて、冒頭の写真が槍を持ったオッサンになってしまったこと。

 

◆今回の記事で紹介した本です。セミナーの推薦図書にもなっています◆

コメント

タイトルとURLをコピーしました