ニコラス&ヘイデンが中国皇帝の用心棒に―映画『ザ・レジェンド』レビュー

映画
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ザ・レジェンド■メイン

画像:(C)2014 YUNNAN FILM GROUP, OC FILMS (CANADA) INC., 22h22

先日映画の試写会イベントに参加してきました。

試写作品は『ザ・レジェンド』(原題:OUTCAST)
主演はハリウッド屈指の俳優ニコラス・ケイジと『スター・ウォーズ』でアナキン・スカイウォーカー役を演じたヘイデン・クリステンセン。

いくつか「?」となる部分もありましたが、映画としては普通に楽しめる作品だと思います。

十字軍兵士→異国で用心棒

ザ・レジェンド■サブ1

画像:(C)2014 YUNNAN FILM GROUP, OC FILMS (CANADA) INC., 22h22

ストーリー

12世紀、十字軍の騎士として一騎当千の活躍により「最強」の名を手に入れた二人の男、ガレイン(ニコラス・ケイジ)とジェイコブ(ヘイデン・クリステンセン)。しかし彼らはその無益な戦いに疲れ果て、極東・中国の地へ旅立った—。彼の地では皇帝が長男シン(アンディ・オン)に暗殺され、跡継ぎ争いに巻き込まれた弟の皇子とその姉(リウ・イーフェイ)は命を追われる身となっていた。偶然彼らを助けたことで、王族の用心棒となったガレインとジェイコブは、迫り来る追っ手をかいくぐり、一国の危機を救うことができるのか—!?
(映画『ザ・レジェンド』公式サイトより)

ストーリーとしては面白そうですよね。
こういう分かりやすい作品は私も結構好きなんです。

ただ、全体的に平坦と言うかチンマリしてるんですよね。
用心棒映画ですから戦闘シーンがポイントなのかな…と思えばそうでもないですし。

主人公二人も「最強」の騎士ということですが、これを1対1000くらいの無双っぷりなのかと思っていると肩透かしを食らうかも。

じゃあ何がポイントなのかというと、安心して観ていられる”王道映画”というところなんですかね。

正義と悪(あるいは敵と味方)がいて、そこに義侠心あふれる主人公が出てきて、最後に悪をやっつける…みたいな。
そこには日本の時代劇のような、完成された様式美みたいなものが感じられますね。

ここぞというところで印籠が出てくるとか、ドリフでタライが落ちてくるとか、そういう”お約束”感が満載の映画でした。

こんな人にオススメ

ザ・レジェンド■サブ2

画像:(C)2014 YUNNAN FILM GROUP, OC FILMS (CANADA) INC., 22h22

『水戸黄門』とか『遠山の金さん』みたいな勧善懲悪型の時代劇が好きな人にはオススメです。
あまり難しいことを考えず純粋に映画を楽しむことができるので、分かりやすい映画が好きな人にも良いかも。

ザ・レジェンド■サブ3

画像:(C)2014 YUNNAN FILM GROUP, OC FILMS (CANADA) INC., 22h22

イケメンが多数登場しますが、個人的には皇帝のお姉ちゃん(リウ・イーフェイ)にグッときましたよ。

映画『ザ・レジェンド』は2015年6月12日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかロードショーです。
レーティングは+15(やや暴力的シーンあり)なので、良い子は大人になってから。

公式サイトや配給会社さんのFacebookTwitterでも情報が公開されていますので、興味ある方はチェックしてみてくださいね。

仮プレ入稿用

画像:(C)2014 YUNNAN FILM GROUP, OC FILMS (CANADA) INC., 22h22

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