話題のブックホテル『箱根本箱』に行ってきました。
館内いっぱいに収められた本を読んで、疲れたら箱根の温泉に浸かる……そんな無限ループを楽しめる、本好きにはたまらないホテルでしたよ。
以下、『箱根本箱』についてご紹介。
12,000冊もの本と温泉が楽しめる『箱根本箱』
箱根登山鉄道・強羅駅からケーブルカーに乗り、中強羅駅で下車。そこからさらに5分ほど歩いたところに『箱根本箱』はあります。
ホテルに入った瞬間、目に飛び込んでくる大量の本に圧倒されます。蔵書は約12,000冊あるとのこと。
館内の本は部屋に持っていって自由に読むことができるほか、気に入った本があればチェックアウト時に購入することも可能です。
ホテルは地上2階、地下1階という造りになっています。2階に上がる階段もグルっと本棚で囲まれています。
衣食住の本が多めかなーという印象。その他文学や写真集、自然科学、哲学、歴史と幅広いジャンルの本が用意されております。
客室数は全部で18室。2018年8月にオープンしたばかりということもあり、清潔感があって気持ちの良い部屋です。
もちろん部屋にも本が用意されています。右側のiPadはフロントへの電話代わりに置いてあるとのこと。
客室には露天風呂が付いています。読書に疲れたらひとっ風呂浴びてリフレッシュ、なんてのも良いですな。
館内着も用意されています。これを着てレストランに入ることもできるので、とにかくゆったりと過ごすことができますよ。
館内のいたるところに置かれた本を探す
2階にはラウンジがあり、飲み物やナッツが用意されています。
ゆったりしたソファでコーヒーを飲みながら読書……最高じゃないか。
地下にはショートムービーが楽しめるシアターと大浴場が用意されています。
シアターはあまり人気がなかったですが……きっと皆さん本を読むのに夢中だったのでしょう。
シアター横の本棚には映画関連の本が多く入っていました。
こちらは大浴場横の本棚。温泉やお風呂関係の本が入ってます。
地下通路の先には小部屋があり、そこにも本が用意されています。
うろうろと歩き回るだけで発見があるのが楽しい。
また館内にはいたるところに読書スペースがあります。
廊下を曲がったところだったり、本棚の中に入れたり……ちょっとした秘密基地感覚が味わえるのが良いですな。
厳選された食材で作られる料理の数々
箱根本箱は本や温泉だけでなく、食事も充実しています。
銀座や丸ビルのレストランで腕をふるっていたシェフ・佐々木祐治氏が、自ら足を運んで集めた食材を使った料理を楽しむことができます。
流木のような皿に乗ったアミューズ。旨味ー!
カリフラワーのムース。今までに食べたことのない味……旨味ー!
無農薬野菜を作っている北山農園のオーガニック野菜。野菜の香りと甘さが際立っていて旨味ー!
手打ちオリキエッテ 菜の花と自家製カラスミ。菜の花のほのかな苦味とカラスミの塩気が複雑な味わいを生み出して旨味ー!
駿河湾産のはまぐりがドーンと入ったリゾット。ほんのりと海の味がするようで旨味ー!
金華豚のバラ肉 米麹。日本では2箇所しか育てている牧場がないという希少な金華豚は、口に入れると溶けるように消えてしまい……旨味ー!
デザートの苺とマスカルポーネソース。苺とマスカルポーネチーズの相性が抜群で旨味ー!
食後にはハーブティーと小菓子。石にお菓子を載せているのが素敵で旨味ー!
箱根本箱の予約サイトを見ると料理が少な目なのかなーと思っていましたが、お腹は十分満足でした。
まとめ
以上、『箱根本箱』の紹介でした。
話題のホテルだけあって、平日にもかかわらずたくさんの宿泊客が訪れており、皆さん思い思いに読書を楽しんでいる姿が印象的でした。
本や読書が好き、クリエイティブな刺激を受けたいという人にはピッタリかもしれません(1泊じゃ物足りないかも?)。
いやー、ここに住みたいわー。
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