Parrot Macaw – Lagos Zoo – The Algarve, Portugal / Glen Bowman
いきなりですが、僕はかなりの人見知りで口ベタです。
初対面の人はもちろん、知っている人でもある程度親しくならないとロクに話もできず、気まずい沈黙の時間が流れます。
(お酒を飲むとそういうの一切関係なく誰とでも話しますが…)
これって結構もったいないんですよね。
そこで誰とでも打ち解けるための雑談の方法を「雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール」から3つのステップでご紹介します。
STEP1:雑談はあいさつ+アルファから
どんなに人見知りで口ベタな人でも、あいさつくらいはできますよね。
初めましての人でも会社の同僚でも、顔を合わせたらあいさつをする。
これ社会人の常識。
そのあいさつにプラスアルファの要素を付け足してみましょう。
たとえば目についた相手の持ち物をほめたり興味を示してみる。
ネクタイでもバッグでも時計でも何でもいいのです。
センスがアレ過ぎてほめることができない…という正直なあなたは、無理にほめなくても「珍しい柄ですね!」とか「○○さんらしいセンスですね!」でもいいです。
要するにポジティブなアクションを取ることが大事です(けなしちゃダメよ)。
持ち物をほめられて怒り出す人はあまりいないと思うので(もし怒られたらそれ以上近づくのはやめておきましょう)、何らかのアクションを返してくれるはずです。
これで第1ステップはクリア!
STEP2:相手のアクションには質問で返せ
口ベタな人は(僕もですが)何を話していいか分からず沈黙してしまうケースが多いと思います。
自分から話すのが苦手なら、カウンターパンチよろしく相手の力をうまく利用してしまいましょう。
相手の話した内容に対して質問で返すのです。
相手が犬を飼っている話をしたら「犬の種類」「名前や年齢」などを質問してみます。
自分から話したことへの質問を受けて嫌がる人はそんなにいないなはず。
むしろイキイキと話しをしてくれるのではないでしょうか?
あとはこれを繰り返していけばオーケー。
これで第2ステップもクリアです。
STEP3:何言ってるか分からなくてもとりあえず乗っかれ!
相手の話が自分にとって全く興味のない話だったらどうでしょう?
例えば僕はスポーツの話をされても「???」となるくらいには興味がないです。
興味のない話をされると打ち切りたい心理がはたらくため、そっけない回答になりがちですが…実はここにもチャンスがあります。
STEP2とかぶりますが、自分が知らないことであれば質問で返してみる。
もしくはとりあえず思いついたことを反射的に口にしてみる。
せっかく相手が回してくれたパスなのですから、不器用でもきちんと返してあげたいですよね。
よほどおかしな事を言わない限りは、相手もきっと応えてくれるはず。
むしろおかしなことを言ったほうが盛り上がるケースだってあり得ます。
所詮は雑談なんですから、オチや結論を出す必要はないのです。
ここまでいけばSTEP3もクリアでしょう。
まとめ
ここまで3つのステップを紹介してきましたが、基本的に主導権は相手側にあるということにお気づきでしょうか?
「話し上手は聞き上手」とも言うとおり、いかに相手に気持ちよく話しをさせることができるかが雑談力のカギのようです。
人見知りで苦労しているあなた(そしてワタシ)、まずは「あいさつプラスアルファ」から始めてみませんか?
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