去る8/25(日)に開催された「舘神龍彦・コボリジュンコのノート術のつくりかた」セミナーに参加してきました。
手帳評論家の舘神龍彦(@tategamit)さんと、名言&コツコツの女王コボリジュンコ(@kobutako2ko2)さんのコラボセミナー、多少なりとも手帳やノートに興味がある人ならお話を聞いてみたくなりますよね。
僕自身、手帳術やらノート術には少なからず興味があり、その手の書籍や雑誌などもよく読んだりしていたので、期待を胸に参加してきました。
セミナーの概要
舘神さんによる「ノート術概論」
まずは既存のノート術についての概論の説明から。
- ノート術は大きく分けて情報整理と夢実現の2つに分類できる。
- ノート術=目的×ノート(+αのツール)×方法(+小技)。
- 手帳術との違い→手帳は時間に関係する使い方がメインで、ノートより自由度が低い。
- メモ術との違い→メモは一時的な記録、用が済んだら破棄する。
- ノートは蓄積され、見返すことで価値が生まれる。
- 巷のノート術はとりあえず試す。何が起こるかわからない。
その他、今映画で話題になっている堀越二郎が書いたノートの写真も見せていただきました。
また、ノート術に関する書籍をたくさんご紹介いただいたので、興味のある人には参考になったのではないでしょうか。
ただ…広範囲な知識をダーッと駆け足でご説明いただいたので、少々モヤっとするものがありました。
これについては後述します。
コボリさんの「自分磨きノートのつくりかた」
こちらの講演がメインだったのかな?どうりで女子率が高いと思った(汗)。
コボリさんが実践されている「自分磨きノート」の作り方について、実際に使用されているノートを見せていただきながらの講演。
そもそも「自分磨きノート」とは何でしょう?
名前からして女子力の高そうなノートですが…やだ、オジサン場違いだったのかしら?
「自分磨きノート」とは望みを叶えるために書くノートのことです。
成功本などによく出てくる「夢は紙に書くと叶う」というアレでしょうか。
ただ「自分磨きノート」が巷の成功本と違うのは、望みを書くだけでなく、望みを叶えるためのアイデアや戦略を細かく書き込みながら使う、というところだと思います。
大きく分けて次の3つのステップで構成されるようです。
- 本当に望んでいることをあぶり出す
- 望みを叶える方法を考える
- 望みを叶える行動を後押しする
詳細な内容については割愛しますが、具体的かつ実践的な内容で分かりやすくご説明いただいたのでさっそく試してみます。
なお「自分磨きノート」についてはコボリさんのブログでもご紹介されています。
ご興味ある方はチェックしてみてください。
自分磨きノートの書き方 : めざす理想像をノートに書く3つの方法[名言コツコツ]
個人的に「もったいないな」と思った点
色々なセミナーに参加し、自分でも勉強会やワークショップの運営に関わっている身として、もったいないなぁと思った点など。
講演の際にスライドの端が切れている、講演者がスライドにかぶっていて見えない、講演時間大幅オーバー…など講演のスキルを含め、全体的な手際の悪さがかなり目立ちました。
辛口な意見かもしれませんが、有料セミナーでこれはちょっとお粗末過ぎます。
運営する側になって分かることなのかもしれないですが、お金をもらっている以上は参加者にこういうことを感じさせるのはNGだと思っています。
(自戒の念も含め)
講演の内容は面白いのにもったいない…ぜひ改善していただければ、と思います。
まとめ
お土産に株式会社マークスの「ウロコノート」と舘神さん考案の検索できるメモ帳「ScanHack」を頂きました(トップの画像です)。
どう使おうか思案中。
さて、今まで参加していたブログ系・ライフハック系のセミナーと異なり、文房具系という未経験分野のセミナーに参加してみました。
「ノート術のつくりかた」というよりは「自分磨きノートのつくりかた」がメインだったようにも感じましたが、それ以外にもいくつか参考になったノート術があったので、うまいこと取り入れようと目論んでいます。
僕もそこそこ文房具は好きな方なのですが、世の中には自分の知らない(マニアックな)世界もたくさんあるわけでして…なかなかいい刺激となりました。
新たな世界が広がるのは楽しいですね。
今後も色々な分野のセミナーに参加してみようと思います。
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