シティサバイバル力を向上させる2つのポイント

思考・仕事術
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Emergency Exit at the Disco
Emergency Exit at the Disco / .v1ctor Casale.

今朝は大雨に伴う落雷により、僕が普段使用している路線が完全に沈黙してしまいました。

地元駅は人で溢れかえり、駅のホームは入場規制が引かれ警官まで配備されてます。

そして当面復旧のメドは立たないという非情なアナウンス。

でも哀しいかな、我々サラリーマンはどんな困難があろうとも職場という戦場に向かわなくてはならない兵士。

兵士たるものサバイバル術を身につけておかねばなりません。

そこで今日は交通機関のストップをケースとし、シティサバイバル力を向上させる2つのポイントについて考えてみます。

プランBを用意しておく

毎日何も考えずに地元駅から電車に乗って通勤していると、いざというときに他のルートがすぐに思いつかないもの。

今日も駅で振替乗車票を配布していましたが、振替乗車票をもらっても自分がどうやったら目的地にたどり着けるのか分からずに、まごまごしている人が多数見受けられました。

電車が動かないときのことを考え、徒歩・バスを組み合わせたルートを常にシミュレーションしておき、プランB・プランCくらいまで考えておくと慌てずに済みます。

普段からランニングや自転車で自分の住んでいる地域の道を実際に走ってみたり、地図を眺めて別の路線の駅の位置を知っておくだけでも随分と違いますよ。

状況判断力と情報収集力を磨く

こういった異常事態では正しい状況判断力と最新の情報を手に入れる情報収集力がモノを言います。

さて、駅で電車が動いていないことを知ったサラリーマンたちは、条件反射的に会社に連絡を入れた後、2つのグループに分かれました。

一つは何をするでもなく駅に残るグループ。
確かに駅にいれば最新の情報が手に入りやすいでしょう。
しかし復旧のメドが立っていないということは、エンドレスに待たされる可能性も秘めています。

もう一つは振替乗車票を手に入れ、バスで他の路線を目指すグループ。
現在の状況を判断し行動を起こした分、先に進める可能性が高いのはこのグループでしょう。
僕もとりあえずコチラのグループに属していました。

ですが駅に溜まっていた人が一気にバスに押し寄せるので、バス路線はパンク状態。
バス停には大雨にもかかわらず行列ができ、いつになったら乗れるのか検討もつきません。

どちらの状況判断が正しかったのかは分かりませんが、復旧のメドが立たないという状況から判断して、駅に残るのはあまり上策とは言えないでしょう。
素早くバスでの移動を選択した人は状況判断力があると言えそうです。

そしてもう一つ重要なのが情報収集力。

こういう事態のときにはTwitterにかなりの情報が集まります
たいていは「●●線営業終了のお知らせ」の拡散ツイートで役に立たないのですが、しばらく追っているうちに「9時頃復旧のメド」という情報が。

時計を見ると9時ちょい過ぎ。
ガセかもしれませんがいつ乗れるか分からないバスを待つよりはマシだろうと駅に向かうと入場規制が解除されてます。

そのまま待つこと数分、無事に電車に乗れました。

まとめ

今回の決め手となったのはTwitterの情報。

僕がバスを待つ行列を離れた時点でかなりの人数が並んでいたので、少なくともその人達が駅に流れるより前に電車に乗れたので、ひどい混雑にも巻き込まれず有利な状況に立てました。

ちなみに鉄道会社HPに復旧の情報が掲載されたのは9時を10分以上過ぎてからのこと。
Twitterより約10分ほど遅れてのことでした。

最近は「バカ発見器」と揶揄されることも多いですが、情報の早さ・拡散性を見ればかなり役に立ちます。
もちろん100%鵜呑みにはできないので、ここでも状況判断力が試されるわけです。

異常事態でも慌てないように日頃から備え、必要に応じて素早く情報を集めるスキルを身につけておく。

たったこれだけのことですが異常気象や災害が多発しているこのご時世、普段から意識しておくのとおかないのでは随分と差が出るかもしれませんよ。

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