宮城県松島にある円通院に行ってきたのでご紹介。
松島といえば伊達政宗公にゆかりのある国宝・瑞巌寺しか知らなかったのですが、すぐ近くにこんな美しいお寺があったんですねー。
2016年5月の仙台旅行記まとめはコチラ
松島『円通院』―伊達政宗公嫡孫が眠る美しい寺院
JR仙石線の松島海岸駅から歩いて5分ほどの場所にある円通院。
瑞巌寺のすぐ隣なので場所は分かりやすいです。
JR東北本線の松島駅から行くと20分近く歩くことになるので注意。
入ってすぐ目に入るのは美しい石庭。
中央の橋を境に「天の庭」「地の庭」に分かれていて、「天の庭」には松島湾にある七福神の島を模した石が配置されているんだとか。
本堂前の心字池がある庭は、江戸時代の茶人で作庭家でもあった小堀遠州作の庭を伊達藩江戸屋敷から移設したものだそうです。
池の周りにはモミジやカエデが植えられているので、いい時期に行くともっと美しいんでしょうな。
手入れの行き届いた庭にはコケが配置され、苔寺としても知られているそうですよ。
こちらの石段の先には伊達政宗公の嫡孫である伊達光宗公の霊廟・三慧殿があります。
厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったバラの絵が描かれ、またトランプのマーク(ダイヤ・クローバー・ハート・スペード)が描かれているんだとか。
境内にはバラ園もあったりして、仏教とキリスト教が出会ったような、そんな雰囲気のあるお寺でした。
まとめ
実はコチラの円通院ではあまり写真が撮れてなかったんですねー。
塩釜行きの船の時間が気になって、若干落ち着きがなかったもので…。
庭以外にも数珠作り体験ができたり、縁結び観音があったりと結構見どころがあるお寺です。
また今度ゆっくりと訪れてみたいですな。
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