今回の台湾旅行、せっかくなので台北だけではなく他の地域にも足を伸ばしてみようということで、台中に行ってみることにしました。
台中には観光スポットがいくつかありますが、まずは日本でも「虹の村」として有名な『彩虹眷村(ツァイホンジュエンツン)』に行ってみましたよ。
以下、『彩虹眷村』の様子をお届けいたします。
台北から台中へは新幹線利用が便利
台北から台中に向かうには、台北駅から台湾高速鉄路(THSR:台湾新幹線)に乗っていきます。新幹線のチケットは駅の自販機で購入可能です(クレジットカード可)。
ちょっとややこしいのですが、台中駅には新幹線の止まる「高鉄台中駅」と、台湾鉄路(TRA:国営鉄道)の「台鉄台中駅」があって、この2つの駅は結構離れてるんですね(ちなみに新幹線「高鉄台中駅」最寄りの台湾鉄路の駅は「台鉄新烏日駅」)。例えるなら「横浜駅」と「新横浜駅」、「大阪駅」と「新大阪駅」みたいなイメージ。
インスタ映えスイーツで有名な『宮原眼科』などは「台鉄台中駅」のほうが近いので要注意です。
台中『彩虹眷村』―おじいさんがたった一人で描き出した「虹の村」
さて、今回の目的地『彩虹眷村』は高鉄台中駅からタクシーを使えば15分ほどでいけます。運転手さんに『彩虹眷村』と書いた紙を見せたら一発でした。
到着したのは10時半過ぎでしたが、すでに多数の観光客が。狭いスペースに観光客がみっちりという感じですな。
この『彩虹眷村』、「眷村」というのは一般的に軍人村のことを指すそうです。もともと再開発予定地だったこの村ですが、元軍人のおじいさん・黄永阜さんがひとりで絵を描いたことがネット上で反響を呼び、再開発を免れて残されることになったのだとか。
いやー、アートのチカラってスバラシイ。
妖精みたいな絵や……
波平みたいな人物画。
これは三国志の関羽ですかね?関帝聖君?
これは……ド○え○ん!?
壁だけでなく地面にもびっちりと描かれています。なんとなくありがたい文字っぽいので踏むのがためらわれますな。
描けるところはすべて埋め尽くす、几帳面なA型なのかもしれませんねー。
村には売店もあり、記念品やマスキングテープ、レインボーカラーのアイスキャンディーなんかも売ったりしています。記念に買ってみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
以上、派手な色彩が目を引く『彩虹眷村』でした。
地面も壁も建物も、空以外は極彩色で彩られており、とにかく圧巻のひと言ですなー。
ちなみに『彩虹眷村』は観光地ですが、普通に人が住んでいる場所でもありますので、早朝や深夜に訪れるのは避けたほうが良さそうです。
コメント