今日は愛犬の三回忌ということでお気に入りの写真を。
写真って良いですよね。
遠い記憶も瞬時に思い出せる。
そこで今日は「私が写真を撮る理由」などを考えてみたいと思います。
記憶より記録
3年前に愛犬と父親が立て続けに旅立ちました。
哀しいかな、3年も経つと記憶がどんどん薄れていきます。
でも薄れゆく記憶も写真を見ればすぐに補えるんですね。
これって素晴らしいことだと思います。
あと最近痛感しているのが、自分の住んでいる街を撮っておけばよかった、ということ。
ここ最近、古い店舗や公園がマンションやキレイに整備された公園に様変わりしているのです。
子供の頃に遊んだ公園やよく通っていた駄菓子屋などが無くなってしまうのは何だか寂しいものです。
そんな風景も写真に残しておけば、昔を思い出す縁(よすが)になりますよね。
作品より日常
写真を撮る人の中は「作品」を意識することも多いと思います。
僕はアートのセンスが乏しいせいか、「作品」作りは苦手でして。
それよりも日常の風景を撮るほうが好きなんですね。
何でもない日常もファインダー越しに見ると、何かしら面白く見えるものなんです。
きっと写真を撮るときって「少しでもよく撮りたい」っていう無意識なチカラが働くからなんですかね?
意外と世界は面白さと美しさに溢れているものなのです。
まとめ
私にとって写真とは「曖昧な記憶の世界を現実に呼び戻すための媒体」のようなもの。
なのでアートと言うよりは記録写真に近い感覚です。
記録写真というとちょっと味気ないですが、失われていくモノを写真に撮っておくというのは意味があると思います。
それは私にとって意味があるものかもしれないし、私がいなくなった後の家族に意味があるかもしれません。
そんなことを考えながら、これからも写真を撮っていくんだと思います。
「写真を撮る理由」なんて考えるのは意味がないことかもしれませんが、少しだけ考えてみるのも面白いかもしれませんよ。
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