一度きりの人生、現状に満足はしたくない。
どうせなら好きなことを仕事にして生きていきたい。
そう考えている人は多いかと思います。
手っ取り早く自分を変えるために自己啓発書を読み漁り、いくつものセミナーを受講する…それも悪くないでしょう。
でも…その自己啓発、成果が出ていますか?
自己啓発書やセミナーで一時的にテンションが上がっても、すぐに元に戻りまた他の本やセミナーに手を出す…なんてことはないでしょうか?
おそらくそういう人には決定的に欠落しているモノがあるのです。
本「自分を愛する技術」より、その欠落しているモノを見つける3つのヒントを拾い集めてみました。
1.”想念”にとらわれていないか?
“想念”とは無意識のうちに刷り込まれた前提や思い込みのこと。
「刺身には醤油をつける」「大企業に就職すれば一生安心」「マスコミの報道は全て正しい」「成功できるのは才能のある人だけ」…これを見て『何だ、当たり前のことじゃないか』と思ったら要注意。
これらは家庭や社会で生活しているうちに、いつの間にか刷り込まれてしまったこれらの”想念”。
果たして本当に正しいことなのでしょうか?
大企業に就職しても不安定な世の中ですし、マスコミは一部マスゴミとも揶揄されるように、果たして真実を伝えているかどうか疑わしい。
このように無意識に当たり前だと思っているモノゴトは、実は当たり前ではないことが多々あるのです。
さて「成功できるのは一部の才能ある人だけ、凡人のワタシにはムリ」。
これは真実でしょうか?それとも”想念”でしょうか?
2.フォロワーになるな
自分を変えるためには3つのステージがあります。
- アクション
- マインド
- セルフラブ
ステージ1のアクションは実際の行動、目標設定やタスク管理など。
ステージ2のマインドは心理的な部分、信念やアフォメーション、”想念”など。
ほとんどの自己啓発書やセミナーではこの「ステージ2」までしか教えてくれません。
土台となる「ステージ3」ができあがっていないのに、スキルやノウハウを教わっても結局は砂上の楼閣。すぐに崩れてしまいます。
スキルやノウハウを学ぶことが無駄だとは思いませんが、こればかり追いかけてしまうと
新しいスキルを知る→試す→上手くいかない→違うスキルを学ぶ→上手くいかない
…
完全に負のスパイラルに陥っている感じです。
こういう人を本書では「フォロワー」と呼んでいます。
「フォロワー」になってしまうと『どうせ今回も上手くいかない』『ワイはダメダメ人間の代表や』という”想念”にとらわれやすくなるので要注意が必要です。
ではどうすればいいのか?
ここで「ステージ3」が出てくるわけですな。
3.愛こそすべて
「ステージ3」のセルフラブ…セルフラブって何だか気恥ずかしいですね。
要するに自己肯定のことだと思うんですけど。
自分と向き合ってみて、良い部分だけでなく弱い部分もダメな部分も全てひっくるめて「世界で一人しかいない自分」を受け入れる、愛する。
恋愛や家族愛なんかもそうですよね。
外ではステキなのに家ではくたびれたジャージとか着て、ところかまわず屁をたれる…でも、そんなところも含めて全部好き!…みたいな。
その愛情をもっと自分にも向けようぜ、ってことですな。
他人を愛するように自分を愛する。
それによって歪んだモノの見方が徐々に純粋になっていく。
純粋になることで思い込みが薄れ、ありのままの自分を表現でき、諸々の”想念”から解放される。
“想念”から解放されれば、自分に自信が持てて思うような人生が描ける…というわけですね。
まとめ
常々私は自己肯定感が低いと思っていました。
周りの人(特にブロガー仲間や写真仲間)はスゴイなあ、自分にはマネできないなあ…と、他人が思っている以上に自己評価が低くて。
それは”想念”であり、一種の思い込みなんですね。
それにとらわれてるから縮こまって思いどおりに生きることができない。
書いてて哀しくなってきた。
そこから解放されるためには…やっぱり愛だろ、愛っ(古)。
今の自分に一番欠落しているモノですな…。
ちなみに他人からの愛情によっても自己愛は確立されるようなので…いつでもお待ちしております(笑)。
自己啓発本やセミナーがどうもシックリこない人は、意外と見えないものに捕らわれているのかもしれません。
自己愛なんて胡散臭い…と思っているのも、もしかしたら思い込みかもしれませんね。
ストーリー形式で読みやすいので、ご興味があればどうぞ。
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