人は一人では生きていくことができませんが、かと言って人間関係に深入りしすぎるのもよろしくない。
ほどほどのところでとどめて置くのが一番上手いやり方何じゃないかと思います。
今日はそんな人との距離の置き方についてのお話。
親しい友人でも深入りはほどほどに
中国の古典・菜根譚にこんな一節があります。
友と交わるには、須らく三分の侠気を帯ぶべし。
侠気とは義侠心というか男気というか、困っているなら助けるよ、みたいな意味です。友人に対してはこれを三分にとどめておけ、ということですな。
親しい友人であればもっと力を貸してあげたいと思うのが人情ですが、こちらのリソースを注ぎ込みすぎて共倒れになっては大変ですし、もし一方的に利用されてしまったりしては目も当てられません。
自分が消耗し過ぎないためにも、友人の頼みはほどほどのところで抑えておいたほうが良さそうです。
人と自分を比較しない
Facebookなどを見ていると「仕事が上手くいった」「新しい仕事をもらった」「賞をもらった」「結婚した」みたいな、友人の”グッドニュース”が氾濫しています。
それを見て「うらやましいな〜」くらいでとどめておけば良いのですが、「どうせ俺なんて…」と比較してしまうのはよろしくありません。
そもそもFacebookに失敗話とかバッドニュースをわざわざ載せませんよね(笑い話を除いて)。
要するにあなたが見ているのは友人の”ちょっとハッピーな一面”に過ぎないのです。
他人のハッピーな面だけ見て、現状の自分と比較するのはあまりにナンセンス。
そう思いませんか?
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メンターに傾倒し過ぎない
最近は色々とメンター的な人が活躍していますが、メンターに心酔・傾倒するのもあまりよろしくありません。
メンターも人間ですから、ときに間違いを犯したりします。
ここで傾倒しすぎていると、盲信的に自分もつられてしまい、同じ過ちを犯すことになりかねません。
メンターはその人の”全体”(神の如く存在全て)ではなく、その人の”部分”(スキルとか考え方にフォーカス)をメンターとするのが、一番上手い付き合い方なのではないでしょうか。
まとめ
最近個人的に思った人との距離の置き方について書いてみました。
人間関係って難しいですよね。
気の合う人と、そうでもない人では付き合い方も変わってきますし。
まあ相手も人間ですから、コチラもあまり踏み込まない方がお互いのためってことなんですかね。
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