Hot Spring / NH53
人生において気をつけなくてはならないことに「慣れ」があります。
個人的には何事も1年経つと、この「慣れ」が生じてくるんじゃないかと思ってます。
物事に慣れるということはそれだけ習熟したとも言えるのですが、メリットばかりではないんじゃないかと。
今日はそんなお話。
1.仕事の慣れ
例えば新卒で入社してきた新入社員。
最初はおぼつかない手つきでやっていた仕事も、1年経つ頃には一通りできるようになります。
仕事を任せる身からすればラクになるんでしょうけど、こういうときに限ってしょうもないミスをしでかしたりするもの。
慣れてきたと思ったら、ちょっとレベルが上の仕事にチャレンジさせるなど刺激が必要なのかもしれません。
個人で仕事をしている人も同じですね。
慣れてくると納期に遅れるようになったり、金銭関係がルーズになってきたり。
初心を忘れずに引き締めていきたいものです。
2.人間関係
友人や恋人なんかも、付き合いたての頃はよく遊んだりキャッキャウフフしたりするものですが、1年もする頃には意外と扱いが雑になってくるものです。
ちょいちょい約束を破るようになったり、平気で屁を垂れるようになったり。百年の恋も冷めるってもんですな。
それだけ親しくなったという見方もありますが、親しいと粗略に扱うのとでは意味が異なります。
そしてこういうときに限って人間関係が破綻しやすくなるんですね(経験的に)。
破綻する前は小さなシグナルがあったりするものです。
よくよく気をつけて相手のことを観察する必要もありますよ。
3.自分の成長
自分を成長させるために色々なことに取り組んでいる人も多いと思います。
勉強したり運動したり。
これもずっと同じレベルで続けていては成長が止まってしまいます。
同じ負荷をかけ続けていても筋肉は太くなりません。
10kmを40分で走れるのであれば30分に縮めることができないかチャレンジしてみましょう。
まとめ
熱湯風呂でも入っているうちにだんだんと体が慣れてきて快適に過ごせるように、私たちの普段の生活においても最初の刺激に慣れてしまうことが多々あります。
慣れとは成長を止めるものなのかもしれません。
仕事に慣れてきたら、少しレベルの高いことを始める。
人間関係に慣れてきたら、相手のことを思いやってみる。
成長が止まってきたと感じたら、新たな刺激を入れてみる。
こうやって少しずつでも成長していきたいものですな。
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