ファンと信者

思考・仕事術
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Fanatic...
Fanatic… / Matt Seppings

ファンと信者。

一見同じもののようですが、実は全くの別モノなんですね。

何がどう違うのか、どちらを集めるのが良いのか。
今日はそんなことについて考えてみたいと思います。

ファンはあなたを成長させてくれる存在

あなたにたくさんのファンがついてくいるのであれば、大体うまくいくんじゃないかと思います。
ファンはあなたのことも好きですし、あなたの提供するサービスも大好き。
でも全部が全部好き、というわけではありません。

例えばミュージシャンのファンであれば「今回のアルバム、この曲は最高だけどあっちの曲はイマイチだな〜」とか。
ブロガーのファンであれば「いつも安定して面白い記事を書くけど、今日の記事はちょっと面白くないな〜」とか。

ちょっとくらいハズレがあってもファンはあなたを見捨てたりしません。
むしろあなたと一緒に成長していきたい、くらい思っているかも知れません。

信者は扱いに注意

一方で信者ですが…これはちょっと扱いが難しそうです。

信者はあなたのことが大好き。
あなたの提供するサービスは、どんなゴミみたいなものでも大好物です。
すでに目がハートなのです。何でもウエルカムなのです。

信者はあなたのためにお金と時間を使ってくれます。
地方でイベントをやると言えば一緒についてきます。
あなたを”信”じる”者”ですからね。

ただし信者はあなたを信じる代わりに見返りを求めます。
日本に仏教が伝来し、信者が集まったのはなぜでしょう?
心の安らぎが欲しいから、救いを求めているから、地獄に行きたくないから…これらはある意味、信じることに対する見返りと言えないでしょうか?

なので信者は命がけです。
あなたについていけば自分は安心できる、救われる、引き上げてもらえる…などの見返りを見込んでいますからね。

ということは、信者の気持ちを裏切ると手痛いしっぺ返しが待っているというわけですね。
「あなたのこと信じていたのにーーー!」グサッ…的な。こわいこわい。

まとめ

もしあなたが何かを提供する立場にあるのであれば、信者ではなくファンを増やすようにしましょう。
良いところは褒め、良くないところは指摘してくれる。
そういう人たちと良好な関係を築き、継続していくことが成功の近道なんじゃないでしょうか。

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