一見おいしそうなラーメンの写真ですが…何かこの写真、違和感ないですか?
ラーメンが立ってるのにこぼれてないんですねー。
さらにこのラーメン、ある秘密が隠されたりしています。
ラーメン型のカメラ?そこがいいんじゃない
写真教室で写真集を作っているのですが、授業の一環として”箱カメラ”なるものを作るという課題があります。
“箱カメラ”というのは、不要な空箱なんかを集めて自由な発想でカメラ型のモノを作るというものです。
もちろん写真が撮れる必要はありません。
今回私もこの”箱カメラ”を作ってみました。
それがこのラーメンなんですね。
中央のチャーシューを外すと…
なんとレンズが!
玉子の黄身にはバネが仕込んであって、シャッターボタンとして押すこともできます。
このラーメン型カメラ…通称カメラーメンは全てイチから粘土で作りました。
丼はカップ麺のものを流用しています、スープは液体透明粘土、麺や各種トッピングは樹脂粘土で作ってあります。
ちなみにオカモチはラーメンケーキが入っていたものを使用しています。
結構クオリティ高いと思いません?
ちょっとした地方の食堂の食品サンプルよりはいい出来だと思うんですけど。
何の役にも立たないことにどこまで本気になれるか
さて、これだけのクオリティのモノですが、たった一回の授業の(ほんの数分の)ためだけに作成しました。
用が済んだら基本的にはゴミです(捨てないけど)。
そんなモノのためにそれなりに高価な樹脂粘土をふんだんに使い、手間ひまかけて結構本気で作ったんですね。
これを作ったからってお金になるわけではないし、有名人になれるわけでもありません。
ただ「ウケればいーじゃん」「面白けりゃいーじゃん」という一種の熱病にうなされたように作っただけなんですな。
こういうバカげたことを本気でやれない大人はちょっとつまらないなーと思うんですよ。
余裕がないというか遊びがないというか。
別に粘土でラーメンを作れと言ってるわけじゃないですよ、何の役にも立たない”遊び”を本気でやってみたらどうだい?という話です。
最近本気で遊んでます?
まとめ
バカになれるって一種の”大人の魅力”的な部分があると思うんですね。
打算とかそういうのがなく、純粋に自分が楽しいことをやっている人ってちょっといいなーって思うわけでして。
結果として人を楽しませることができれば最高なんですけどね。
そんなわけで、最近そういう方向性についてもちょいちょい考えたりしています。
さらに仲間がいると面白さも倍増していくので、同じような感性を持つ人と何か面白いことやりたいですなー。
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