いやいや、すっかり寒くなりましたねー。
寒さには強いはずのワタクシも、このところすっかり寒がりになってしまったりして…はぁ夏が恋しい…。
そうは言っても寒いことには変わりないので、気分だけでも夏を味わいたいなーと。
夏といえば海、海といえば沖縄!
京王線沿線に「沖縄タウン」なるものがあるという情報を奥様から聞き、さっそく行ってみることにしましたよ。
新宿から2駅の沖縄タウン…うん?
京王線『代田橋』駅にあるという沖縄タウン。
駅から甲州街道方面に歩いて行くとこんな看板が。
歩道橋を渡って道路の向こう側にあるってことですな。
歩道橋を渡って50mほど行くと…見えてきました「沖縄タウン」!
柱には沖縄のシンボル・シーサーが。
この時点で沖縄ボルテージは最高潮ですよ!
…あれ?
…道を間違えたかな?
何とも沖縄感のない通りに出てしまいましたが…きっと奥の方にあるんでしょう!
私の求める沖縄は!
ほらほら、だんだんと沖縄の匂いがしてきましたよ!
…閉まってるお店が多いですけど。
…だんだん寂しくなってきた…。
寒いしお腹が空いているせいだな。
どこかにおいしい沖縄料理のお店はないかしら?
お、ちょうど良いところに市場が!
きっとここなら沖縄料理も沖縄感も味わえるはず!
………。
………………。
………あっ、三線とかは沖縄っぽいですね、かろうじて。
三線のお店の奥に食事のできそうなお店があったので入ってみましたよ。
沖縄料理と古酒 てぃんさぐぬ花
沖縄産の魚、豚、海藻、野菜などを使うことにこだわりのあるお店のようですな。
ちなみに”てぃんさぐぬ花”とは鳳仙花のことらしいです。
ランチメニューにはソーキ丼、ソーキそば、ゴーヤチャンプルー、海ぶどう丼など沖縄の料理が並んでます。
どれもうまそうなんですがオススメの「とろとろソーキ丼」を食べてみることにしましょう。
さてさて、料理が出てくるのを待っていると、お隣の席のご夫婦が「瑞泉を熱燗で」とご注文。
泡盛を熱燗で?度数が高くてキツそう…と思ってメニューを見ると”前割り瑞泉”と書いてありました。
泡盛とか焼酎は前もって水で割って寝かし、水とお酒をなじませる飲み方(単なる水割りとは違う)がありますが、それを熱燗にするんですな…こりゃ温まりそうだわ。
なんてことを考えていたら来ましたよ、とろとろソーキ丼。
豚軟骨スペアリブを骨が溶けるまで煮込んでいるので、なんとも言えないトロトロ&ネットリの食感…こりゃうまい!
写真では伝わりにくいのですが、肉の中にあるトロっとしたのは脂ではなく軟骨の溶けたものです。
膝の痛みに効きそうですな、それはサメ軟骨か。
いやいや、ここにきてようやく沖縄気分を満喫しました。
今度は夜に来てみたいですなー。
まとめ
というわけで私のイメージしていた沖縄とはちょっと違いましたが、とりあえずおいしい物を食べることができたので満足。
そもそもなぜ代田橋に沖縄タウンがあるかというと、杉並区には沖縄学の学者さんが住んでいたことと、23区の中でも沖縄出身の人が多いことから、町おこしの一環として平成17年に作られたみたいです。
代田橋は新宿から2駅とは思えないくらい昭和の匂いが残る雰囲気のいい町なんですね。
ちょっと閑散としていた沖縄タウンですが、これからも頑張って欲しいなー…なんて思いましたよ。
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