『書くのがしんどい』

書くのがしんどい
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外出自粛だリモートワークだと騒がれているこのご時世、自分の意見を世の中に発信する力を鍛えておくことは結構重要なことなのかなと思ってます。あとは、メールやチャットツールのやり取りなんかも増えていますから、文章を書く力も持っているに越したことはありませんね。

そんな風潮を何となく感じ、私も2021年は少し気合を入れてブログの更新頻度をあげようかなーなんて考えているんですが、実際のところブログを継続して書くのって結構しんどいんですよね。

普段ライターの仕事をしている私ですらしんどいと感じるんだから、文章を書くことに慣れていない人はもっとしんどいんじゃないだろうか……そんなことを考えながら手に取った『書くのがしんどい』という本が面白かったのでご紹介。

書くのがしんどく感じる5つの原因

本書によると書くことに対するしんどさを感じる原因は以下の5つ。

  1. 書くことがなくてしんどい
  2. 伝わらなくてしんどい
  3. 読まれなくてしんどい
  4. つまらなくてしんどい
  5. 続かなくてしんどい

どれもこれもブログを長くやっている人にとっては身に覚えがある内容なんじゃないでしょうか?

本書ではそれぞれの原因について解説し、一つひとつ丁寧にハードルを下げたアプローチ方法を用意することで、「これなら書けるかも」と思わせるヒントがたくさん散りばめられています。

レベルや悩みに応じて解決の糸口を見つけることができるので、文章を書くことに苦手意識がある人も、ある程度文章は書けるけど行き詰まりを感じている人も、一度読んでみると良さげです。

書くことがない=ちょっとした手間が足りてない

個人的には「書くことがなくてしんどい」が割と当てはまっているのかなーと。文章を書くことに苦手意識はないのですが、どうにも書くことが浮かばない……ってことが昔から多い気がしています。

実はこれってインプット不足だったり問題意識不足だったりが原因ってことなんじゃないかと思っていて、本を読んだら読みっぱなしにしないで内容を自分なりにまとめてみるとか、何かを体験したらそこで感じたことを言葉にしてみるとか、そういうひと手間がちょっと足りてないんじゃないかと。

で、そのまとめたことや感じたことを自分の周りの人に教えてあげようという意識が「書くこと」につながるんじゃないでしょうかね。そう考えると意外とネタというのは日常に転がっているのかも。

そんなわけで最近はGoogleKeep(メモアプリ)を使って、ネタになりそうなことをコツコツと溜め込んだりしています。

まとめ

下手にカッコつけて上手い文章を書こうとするよりも、自分の感じたことや思ったことを家族や友人に伝えるというスタンスを持つことが、書くことに対するハードルを下げるんじゃないかなーと。

で、そうやって少しずつ書くことに慣れてくれば、だんだんと文章力や表現力なんかが身について、ある程度の長文も書けるようになっていくんだと思います。

そういういった意味では本書で紹介されている「Twitterで伝えたいことを短くまとめる」のは良い訓練になりそうですな。ご興味があればどうぞ。

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