マクガイバーのツールとスキルで現代社会を生き抜く

アーミーナイフ 思考・仕事術
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最近、Amazonプライムビデオで配信されている海外ドラマ『MacGyver/マクガイバー』にハマってます。

ドラマそのものも面白いのですが、なんと言ってもこのドラマ最大のポイントはその辺に落ちてるガラクタを使ってピンチを乗り切るところ。「ガラクタでこんなもの作れるのか?」ってツッコミを入れつつ楽しんでます。

このガラクタでどうにか乗り切るって、じつは私たちの仕事や生活においても結構重要なんじゃないのかなーと、今日はそんな話です。

『MACGYVER/マクガイバー』について簡単にご説明

まずは簡単に『MacGyver/マクガイバー』の説明を。

現在配信されているのは80年代にTV放送されていた『冒険野郎マクガイバー』のリメイク版。

主人公・マクガイバーは表向きはシンクタンク勤務の普通の青年なんですが、実は米国政府の秘密組織に所属するエージェント。MIT(マサチューセッツ工科大学)中退後、米軍で爆発物処理班として勤務した経歴を持っている彼の最大の武器は科学的知識と発想力。敵のアジトにも銃を持たず、愛用のアーミーナイフ1本だけ持って乗り込んじゃいます。

そこでこういうドラマのお約束通り敵に発見されてピンチに陥るのですが、マクガイバーはナイフと科学の知識を使い、その辺に落ちているガラクタから爆弾やら煙幕やらさまざまなアイテムを作って乗り切る……とまあ大体こんな感じでストーリーは進んでいきます。

『マクガイバー力(りょく)』こそ現代社会を生き抜くスキル

独立するなら見切り発車、手元にあるもので何とかするという発想
新規プロジェクトの企画、会社からの独立・起業……などなど、何か新しいことを始めるときって周到に準備をしたくなるものですよね。 確かに準備期間が十分にあって、資金も人脈もたっぷりあって、なおかつみっちりと訓練を積んでから物事を始めればリ...

過去に書いたこの記事でブリコラージュ(Bricolage、寄せ集めて作る)について書きましたが、マクガイバーがやっていることはまさにコレに近いんですね。

マクガイバーほどのヒーローにはなれそうもないけど、私たちも使い慣れたツールと持っている知識や発想力を駆使すれば、結構いろいろな状況を乗り切れるんじゃないかなーと。

例えば会社を辞めて独立する場合もそうですし、今流行りの副業を始める場合なんかも、「もっと知識やスキルを身につけてから」「もっと準備してから」ともたもたせずに、とりあえず手持ちのものでどうにかしてみて、あとは走りながらどうにかするっていう拙速さみたいなものが結構重要だと思ったりしています。

もちろん、ツールや知識、スキルが貧弱ではあっさりと負けてしまいますが、ある程度のレベルまで達したら思い切って前に進むことが、実は成功への近道だったりするんじゃないかと。

というわけで『マクガイバー力(りょく)』を身につけておくと、厳しい現代社会も少しは生きやすくなるんじゃないかなと思ったりしてます。

まとめ

私自身、独立して結構経ちますが、手持ちのツール(PC)とスキル(文章力とかその他諸々)で、どうにか生き残っています。

注意が必要なのが前提としてツールをきちんと使いこなすことができるというところ。マクガイバーも劇中でナイフを自由自在に使いこなしてますが、逆に言えば知識だけあってもツールがなければどうにもならないってこともあるわけでして。

ツールを使いこなす力とスキル、両方のバランスをきちんと取ることが必要ってことですかね。

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