Paris Clocks / nicksarebi
先日開催された5分間プレゼンのイベント「Light Lightning Talk」。
私も久しぶりに登壇したのですが、そのとき使用したスライドは前日に1.5時間くらいでパパっと作ったものなんですね。
その割にはそこそこのクオリティで作ることができたんじゃないかと思ってます(個人的に)。
今回紹介するのは万人におすすめできる方法ではないですが、「忙しくて時間が取れない」とか「スライドを作るのに時間がかかる」という人は参考にしてみてくださいね。
前提条件
- 5分程度のプレゼン(いわゆるライトニングトーク)であること
- テーマが決まっていること
- プレゼンテーションソフトをある程度使い慣れていること
ザックリコンテを書く
テーマが決まっていれば、何とな〜く話すことも決まっているんじゃないかと思います。
そこでまずは紙を1枚取り出し、10個のマスを作ってみましょう。
5分のプレゼンならスライド10枚が目安なので10個のマスを作るんですね。
あとは話したいことに沿ってイメージイラストや文字を書き込んでいくだけです。
これはスライドの設計図。
これがあるのとないのでは、かかる時間が大幅に変わってきます。
まずは適当で良いので、イメージを形にしておきましょう。
▼今回実際に作ったコンテ。5分もかからず書き上げたので雑ですがこれが後々効いてくる。
画像は自分で撮影したものを使うと捗る
私のスライドは画像多め・テキスト少なめの形式を取ってますので、画像には結構こだわります。
これはガー・レイノルズ氏の「シンプルプレゼン」の影響を強く受けています。
パッと見て、内容が伝わりやすい画像を使えればベストなのですが、無料の素材サイトやFlickrのクリエイティブ・コモンズ画像には、なかなかイメージ通りの画像ってないんですよね。
いや、もしかしたらあるのかもしれないけど、よりイメージに近いものを求め続けてしまうとキリがないわけでして。
だったらいっその事、日頃から撮りためてきた写真をスライドに使ってみれば良いんじゃないかと。
自分で撮った写真と言っても、一眼レフではなくてiPhoneの写真で十分。
プロジェクターで投影するので、強力にキレイである必要はないのです。
5分のプレゼンならスライド1枚当たり30秒くらいしか見せませんし。
また自分の写真であれば、コンテを描くときにも「そういえばこんなイメージの写真があったな」と思い出しやすいので、さらにスライド作りが加速できると思います。
まとめ
スライド作りは時間をかければいいものができるというわけではありません。
もちろん、こだわり抜いてより良いものを作るのは聴衆に向けての最低限の礼儀でしょう。
今回紹介した方法は少ない時間と最低限の労力で、聴衆に失礼のないスライド作りのテクニックです。
こうしたテクニックは使わないに越したことはないですが、どうしてもというときには思い出してみてくださいね。
ちなみにスライドだけ立派でもトークの方がダメだとカッコつかないので、コチラも日頃から練習しておくと良いかと思います。
例えばLight Lightning Talkのようなプレゼン練習会でね!
コチラの記事もどうぞ
第7回LLT終了!もっと知りたいLight Lightning Talk #lightlt | Mind-B
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