Engine / taylor.a
世の中には自己啓発本が溢れてます。
私も御多分に洩れず随分と読んで来ましたが、なかなか成功の兆しが見えてきません。
当たり前ですが本を読むだけじゃダメなんですね。
ではいったい何が必要なのでしょうか?
自己啓発本はあくまで燃料
自己啓発本は読んだ直後はいい感じにやる気が出るのですが、すぐに燃え尽きてしまう…そんなことありませんか?
やる気がエンジンだとすれば、自己啓発本はガソリンのようなもの。
一時的にやる気に火をつけることはできますが、それだけではクルマは動きません。
では、他に何が必要なのか?
目指すべきゴールを明確に
やる気エンジンを積んだクルマで出かけるとしましょう。
さて、あなたはどこへ向かいますか?
現実世界のクルマであれば、あてのないドライブも楽しいですが、やる気エンジンを載せたクルマは目的地がないとうまく動いてくれません。
まずは目指すべきゴールをカーナビにセットしてあげることが先決ですね。
4つの車輪をセットする
さて、向かうべきゴールが決まればやる気エンジンに火をつけて出発するだけ…とは行きません。
エンジンが生み出した動力を車輪に伝えなければ、クルマは今いる場所から1ミリも動かないのです。
ここで言う車輪とは
- 労力
- 時間
- 知識
- 人脈
の4つを指します。
やる気というフワフワしたものとは違い、具体的で現実的なものです。
それぞれについて見てみましょう。
第1の車輪:労力
ここで言う労力とは、無駄に時間をかけている作業(例えばルーチンワークなど)に対し、仕組み作りをして効率化を図ることを意味します。
マニュアル作り、チェックリスト化など、再現性のある仕組みを作れば労力をかけずに作業をすることができます。
ルーチンワークにかけていた時間を自己投資に使うことで、さらなる成果を上げるようにします。
第2の車輪:時間
読書や人と会うためのインプットの時間、仕事のアウトプットの時間、睡眠や食事など生活の時間、その他プライベートな時間と言った風に、何にどれくらいの時間をかけるかを把握することで、最適なパフォーマンスを発揮できるようにしておきます。
特にインプットの時間は意識して確保しないと、ついつい雑多なことに流されがち。
前もって確保しておくように気をつけたいところです。
第3の車輪:知識
いつまでも古い知識しか持っていなければ成功もおぼつきません。
読書やセミナーなどで常に新しいことを学び、それを実践に活かすための方法を常に模索する必要があります。
第4の車輪:人脈
これはもう言わずもがなですね。
結局のところ、人を巻き込むことのできる人が成功している気がします。
これら4つの車輪はどれか一つでも欠けいたらクルマは走りません。
バランスよく準備をする必要があります。
まとめ
さて、これでエンジン、カーナビ、車輪全てが揃いました。
これで出発できますね。
ちょっと待て、ハンドルがないとか、アクセルとブレーキはどうすんだとか、野暮なことは言わないように。
成功への道を進むのも止まるのも、はたまた大きく方向転換するのも、結局はあなた自身が決めることなんですからね。
今回の記事はコチラの本を参考にして書きました。
ご興味があればどうぞ。
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