タスク管理の基本は「頭の中の気になること」に対し、きちんと意味付けを行い、必要なタスクを管理することにあります。
そのため、一番最初のステップである程度の時間を取り、気になっていることを書き出すという作業を行うのですが、ある程度書き出すと「これ以上出ない」という状況に陥ります。
そこからさらにもう一絞りする手助けをしてくれるのが、今回紹介する”トリガーリスト”です。
頭の中の気になることを絞り出す”トリガーリスト”
トリガーリストとはその名の通り”引き金となるリスト”、つまりトリガーリストを参照することで、意識の底に沈んでしまっていた「気になること」を引きずり出すキッカケとなるリストです。
“トリガーリスト”でググればいくらでもサンプルは出てきます。
その中から自分のスタイルに近いものを参考にしつつ、削ったり追加したりしながら最終的にはオリジナルのトリガーリストを作っておくと何かと使い勝手がよくなるでしょう。
トリガーリストのサンプルはこんな感じです。
個人的にはこんなリストを使っています。
- 納期の近い仕事はないか?
- やってみたい仕事はないか?
- 家の中で補充しておかなければならない備品は?
- 自分の持ち物の中で修理やメンテナンスが必要なモノは?
- 机や棚は片付いているか?
- 創りたいモノは?
- 欲しいモノは?
- 行きたい場所は?
- 読みたい本は?
- 観たい映画は?
- 家族に関して何か心配事などはないか?
- 自分の健康で心配なことは?
ザックリこんな感じですかね。
トリガーリストは最初の「気になること」を洗い出すステップ以外にも、定期的に見直すことで常に「気になること」を収集することができるようになります。
トリガーリスト自体も定期的にメンテナンスしておくと良さそうですな。
まとめ
最初から自分仕様のトリガーリストを作るのはなかなか難しいかもしれません。
何度かサンプルとなるトリガーリストを使い、自分のライフスタイルやライフステージに合わせてカスタマイズしていくのが一番の近道です。
先人の知恵は有効に使いたいものですな。
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