昨年のクリスマスに”ぐるぐるボケ”で有名なオールドレンズ『Helios44』をプレゼントして以来、毎日楽しそうに写真を撮っている奥様。
その様子があまりに楽しそうなのでちょっと羨ましいなーなんて思いながらカメラ屋のジャンクを漁っていたところ…「和製Biotar」なんて呼ばれている『Canon FL 50mm F1.8』を発見。
ざっとチェックしたところ、それほど状態も悪くなさそうだったので思わず購入してしまいました。
レンズアダプターを介してSONY α7Ⅱにて試写をしてみましたので、その写真をアップしておきます。
ぐるぐるボケがヤバい!オールドレンズ『Canon FL 50mm F1.8』を使ってみました
まずは絞り5.6で撮影。
ジャンクですが特に問題のない写りですな。
続いて絞り1.8で枯れ葉を撮ってみたところ。
ぐるぐるボケが発生しています。
梅を撮ってみました。
激しく荒ぶったぐるぐるボケですねー。
ちょっと酔いそう…(笑)
背景の空気が歪んでしまっているような、そんな印象ですな。
いやー、1000円でこの写りならいい買い物したなー。
まとめ
1000円のジャンクでレンズ内に小カビとチリの混入がありますが、写りには特に影響なさそうでお得感満載のレンズでした。
最近のオールドレンズ人気によって本家Carl Zeiss Jenaの『Biotar 58mm f2』が3万5000円前後、Biotarコピーの『Helios44 58mm f2』が8000〜15000円くらいになってます。
それに比べたら格安としか言えませんなー。
そんな格安ぐるぐるボケレンズの『Canon FL 50mm F1.8』ですが注意事項が2点ほど。
まずはコチラのレンズ、写りを良くするために酸化トリウムという放射性物質が練り込まれています…いわゆる「アトムレンズ」ってやつです。
普通に使う分には健康被害など出ないそうですが…ちょっと不気味ですね。
気にする人は気をつけたほうがいいかも。
またFLレンズはその後発売されたFDレンズマウントと互換性がありますが、FD用のマウントアダプターを使うときはそのままだと使えない可能性もありますので注意が必要です。
私はちょっとだけ改造しましたが…その辺りはあくまで自己責任でお願いしますね。
さて、使っていて気づいたのですが…私はそれほどぐるぐるボケは好きじゃないのかも(笑)。
やっぱりオールドレンズは使い慣れた『Minolta MD ROKKOR 50mm F1.4』が一軍レンズになりそうです。
いやーそれにしても2017年はオールドレンズばかり使ってるなー。
沼にはまらないように気をつけないと(といいつつジャンク屋巡りをしてしまう)。
▲「和製Biotar」についてはコチラのブログを参考にさせていただきました。
コメント
私の記事「和製ビオター」見ていただいたんですねぇ。ありがとうございます^^
α7の初代について検索しててたどり着きました♪
とりあえず、ご挨拶まで^^
スピードマスター様
コメントありがとうございます。
「和製ビオター」の記事、大変参考になりました。