Studying / zwenzini
社会人の勉強というと資格取得のための試験勉強をイメージしてしまいますよね。
試験勉強以外にもプレゼンの方法であったり、部下の育て方であったり。
でも、こういう勉強って相当のモチベーションを維持して挑まないと続かないものですよね。
では、どうしたらモチベーションを高く維持できるのでしょうか?
岡野純(@jun0424 )さんの著書、『1日5分iPhone+クラウド勉強術』に、楽しく勉強を続けるヒントがありましたので、3点にまとめてみます。
『1日5分iPhone+クラウド勉強術』by岡野純
1.目標を設定する
カーナビをイメージすると分かりやすいですが、目指す目的地を明確にしておかなければ途中で迷ったり寄り道したりと、永遠にたどり着けない可能性があります。
何でもそうですが、まずは自分が目指すべき目標を明確にすることが大事ですね。
本書ではマインドマップを使い、ゴールとなる目標とそれを達成するために必要なマイルストーン(タスク)を洗い出すことからはじまっています。
2.タスク管理を徹底する
目標達成のために洗い出したタスクも放っておいたら、自分の現在の位置を把握することができません。
タスク管理は紙や手帳に書いておいたり、テキストファイルでPCに保存しておくことも可能ですが、本書ではToodledoで管理することを勧めています。
Toodledoはちょっと敷居が高いな、と思うかもしれませんが、具体的な使用例について分かりやすく解説されているのでキミもボクも安心。
3.定期的にタスクを見直す
あとは目標に向かって日々のタスクをこなしていくだけですが、定期的に目標やタスクを見直してあげましょう。
自分の方向性が正しいか、目標期間に対する進捗状況はどうか、こなせていないタスクはないか、新しいタスクは発生していないか…など。
GTDでいうところの「週次レビュー」ですね。
マインドマップとToodledoで管理しているタスクを、定期的にレビューすることで常に正しい方向へ進むことができ、結果としてモチベーションの維持にもつながるということですな。
まとめ
ブログ記事では触れませんでしたが本書ではiPhoneとクラウドを活用した目標の立て方からタスク管理、さらには自炊したテキストの活用方法やスキマ時間の使い方までを4コマ漫画のまとめパートを交えて分かりやすく解説されています。
学生時代の経験から、勉強とはつらいもの、苦しいものという印象が強いですが、これらのツールを活用することでいくらでも楽しくすることができそうです。
「いや、自分は資格を取る予定もないし勉強なんて必要ないよ?」と言うあなた。
資格を取る以外にもプライベートを充実させるためにwebで調べ物をしたり、趣味をより深く極めるために本を読んだりするのも勉強と言えるのではないでしょうか?
著者の岡野さんもこう言っています。
何か成果を挙げたい、夢を掴みたい、幸せに暮らしたい。
そのような思いを成し遂げるために必要なことが勉強です。(P.15)
「一生勉強」という言葉がありますが、常に学び続ける姿勢を持ち続けたいものですね。
iPhoneやクラウドなどの便利なツールは、きっとその手助けをしてくれると思いますよ。
さっそく何か目標を持って勉強を始めてみようかな、そんな気にさせてくれる本でした。
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