私が30代後半になっても走り続けている3つの理由

ランニング
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Run / DieselDemon

今年の目標の一つであった駅伝大会も無事に終了しました。
それなりによい記録が出せて個人的には満足だったのですが、最近こんなことを考えています。

「そもそも自分はなぜ走っているんだろう?」

人に質問されることもしばしばあるのですが、これまであまり明確な回答ができていなかった気がします。

そこで、今日は僕が走り続けている理由について考えてみます。

私が30代後半になっても走り続けている3つの理由

1.健康維持

社会人になるとどうしても運動不足になりますよね。
私は座り仕事が多く、意識的に身体を動かさないとすぐに体がガチガチに凝り固まってしまいます。
さらに困ったことに体重まで増えてしまうんですね。

社会人になったときはかなり太っていた(90キロ弱)ので、そのときのコンプレックスがあるのかもしれません。
今の体型(70キロ前後)を維持するためにも、走り続ける必要があるのです。

2.走力の維持

不定期ではありますがマラソン大会に出場しています。
大会に出る以上、ベストコンディションで臨んで記録を更新したいですよね。

ランナーの世界ではよく言われることですが、3日間走らないと走力が落ちてしまいます。
以前に一週間走らなかった後、思うように走れなかった覚えがあります。
「これは自分の脚じゃないみたいだなー」という感覚は、ランナーにとって結構恐ろしいものです。

長期間にわたって練習をサボると、それまで積み上げてきたものがリセットされてしまいます。
また一から練習をするのも面倒な話ですよね。

とにかく「自分の脚じゃない」感覚をもう味わいたくないので、やはり走る続ける必要があります。

3.自分を取り戻す

これは非常に感覚的なものですが、とても大事にしているものです。

私はどちらかと言えば大勢で群れるよりは一人でいることのほうが好きなタイプ。
スポーツもチームワークが必要な球技などよりは、個人競技である剣道や水泳をやってきました(剣道はスポーツではなく武道ですけど)。

そんな性格なので大人になってから一人で黙々とトレーニングできるランニングを始めたのも、ある意味自然な流れと言えます。

さて、自分を取り戻すとはどういうことでしょう。
私の好きな本『松浦弥太郎の仕事術 』にこんな一節があります。

思いどおりにいかないのが仕事です。懸命にがんばっても徒労に終わり、力尽き、ストレスに見舞われ自信のかけらすら剥がれ落ちることは、しばしばあります。「問題?何が問題なのかはわかっている。だからこそ、どうしようもないんだ」
僕にしてもそうやって落ち込むことはしょっちゅうです。
こんな「仕事もだめ、人間関係もだめ」というとき、思索にふけるのはやめておきましょう。まずは自分を何とか立ち直らせるために、自分にとって好きで得意なことをしてみるのです。

著者の場合、好きで得意なことはゴミの山から宝物を探すことだそうです。
古着の山からビンテージジーンズを掘り当てたり、古本の山から希少価値の高い本を発掘したり。

こうして、自分にとって”好きで得意なこと”をすることで、自信を失いかけているときでも「なんだ、自分はちゃんとできるじゃないか」と自信を取り戻すことができます。

この”好きで得意なこと”、人によって色々と違いがあるでしょう。
ブログを書くことだったり、写真を撮ることだったり。
それが私にとっては”走ること”だったみたいです。

何となくモヤッとしたストレスを感じている、周りのみんなは毎日楽しそうにやっていて自分は何だかついていけなくなっている…そう感じるときは自分に自信がなくなっているときですす。

そんなときは少しの距離でもいいので走り出します。
走っているうちにモヤモヤとしたものが汗と一緒に流れ出し、「なんだ、ちゃんと走れるじゃん。じゃあ大丈夫だ」とよく分からない自信が湧いてくるのです。

この感覚は結構大事なんじゃないかなと。

まとめ

走る理由は人それぞれだと思います。
健康維持のため、ダイエットのため、記録に挑戦するため…。
もちろん正解なんてありません。どんな理由でもいいのです。

ただ、「なんとなく流行りだから」という不明瞭な理由だとなかなか長続きしないもの。
せっかく始めたランニング、どうせなら続けたいですよね。

たまには立ち止まって「自分はなぜ走っているのだろう?」と自問してみると、思いもよらなかった理由が出てきてなかなか面白いものです。
理由が分かると今度はそれがモチベーションとなり、さらに走り続けることができるんじゃないかなーと思ったりしています。

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