Pen, Diary and Glasses / Generationbass.com
先日の記事で「ブログのネタ帳作り」をザックリと書いてみました。
ただ、あまりにザックリし過ぎていて実用性が低いと感じ、他にうまい方法はないか調べてみたのですが…「ブログのネタ帳の作り方」なんてあまり検索に引っかからないんですね。
そもそも需要がないのかもしれませんが…自分の考えをまとめるために記事にしておこうと思います。
今回紹介するブログのネタ帳作りは、2つのステップから成り立っています。
一つはネタ帳の前段階となる「ネタ集め」、もう一つは「ネタ帳の運用方法」についてです。
まずは前編となる「ネタ集め」から考えてみましょう。
まずはテーマに沿った情報集め
ブログを書く人であれば、誰しも何かしらのテーマを持っているものです。
(単なる日記ブログは別として)
もし明確なテーマがなくても心配はいりません。
「ちょっと記事にしてみようかな」と思う程度に興味があるものでも構わないのです。
このブログにも明確なテーマは存在せず、興味の赴くまま書いていますので。
(ただし、「これは書かないよ」というテーマはいくつかあります)
まずはそのテーマに関する情報を大量に集めましょう。
ブログ記事や読書メモ、思いつきメモなど、質より量を重視する感覚で集めまくります。
集めた情報は一元化しデータベースにします。
後々検索をしたいのでアナログよりもデジタルの方が便利でしょう。
(ここではEvernoteを使って話を進めていきます)
ところで「思考の整理学」という本では論文作成をビール造りに例えています。
ここで集めた情報はブログ記事の素材、つまりビール造りでいうところの麦、ということになるわけです。
テーマ以外の情報が味の決め手
さて、いくら素材をたくさん集めてもそれだけでは記事は書けません。
いや、ある程度は書けるとは思いますが、若干物足りないというか味気ないというか。
麦をたくさん用意しても発酵させなくてはビールが作れません。
そして麦を発酵させるには…酵素が必要となります。
ではこの酵素は一体何モノかというと…その人なりのアイデアでありセンスだと思っています。
例えばマンガのセリフや流し読みした雑誌の記事、何気ない友人との会話など、テーマとは無関係だけど自分のアンテナに引っかかるモノはありませんか?
こういう何か引っかかったモノ、それはその人なりのアイデアやセンスになります。
これらを混ぜることで「ただのノッペリした記事(麦汁)」から「その人らしい味のある記事(ビール)」に変化していくのだと思います。
ちなみにこのブログでも時々マンガからセリフを持ってきたり、何気ない会話から得られた気付きなどを織り交ぜています。
まあ、センスは今ひとつですが…。
テーマ × アイデア = ブログ記事
さて、こうして溜め込んだテーマの中から、記事になりそうなネタを探し出します。
このネタは他のテーマと一緒にしておくと埋もれて消えてしまうので、個別に管理することにしましょう。
これがネタ帳になります。
ネタ帳はデジタルでも良いですが僕はアナログ推奨派です。
経験的にアナログの方が発想が広がりやすいと思っているので…。
もちろん、どちらが正しいというわけではないので、使いやすい方を使ってください。
さて、新しくノートに移動したネタはそれ単体で記事になるものから、ちょっと温めて使おうと思うものまで様々だと思います。
後編ではネタ帳に移動した後のネタの育て方について考えていきます。
まとめ
安定してブログ記事を書くためには、常にたくさんのインプットに触れ、それをストックしておく必要があると考えています。
まずは自分の興味あるテーマについてデータベースを作り込み、それをいつでも引き出せるように整理しておくと便利です。
ネタのストックがあるということで、ゼロから何かを生み出すよりは圧倒的に有利に記事が書けるはずです。
また精神的にもかなりラクになるので、ブログを継続して書くことが苦ではなくなると思いますよ。
ネタがなくてブログが続かない、という人は試してみてくださいね。
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