前回の記事でEvernoteにデータベースを作りました。
これでデータベースにネタの元となる情報を溜め込んでおき、記事を書くときにはそこからネタを探しだす、というサイクルができます。
ネタ帳後編では、そのネタをどのように記事に仕上げていくかを具体的に検討していきます。
ネタを育てるのはアナログノートで
個人的な嗜好ですが、頭の中から発想を広げるのにはアナログノートを使います。
(今は記事トップ画像のノートを使ってます)
キーボードを叩くよりも、紙の上で自由に文字や図を書くほうがのびのびとした発想ができるんですよね。
ノートは見開き2ページを使います。
左ページにネタのタイトルをを書き出し、そこから関連するキーワードを書き連ねていきます。
ネタの内容によっては一気にキーワードを書き出せないこともあるので、しばらく放置しておくのも手です。
たまにノートをパラパラと眺めたときに、思いついたことを書き留める感じで少しずつ育てていきましょう。
ちょっと話がそれますが、これは僕が実践しているライトニングトークのネタ出しとほとんど同じ手法です。
ライトニングトークの組み立てでもアナログでネタ出し、Keynoteはスライドを作るだけと切り分けています。
僕にとって、アナログノートは考えをまとめるツール、PCは考えを表現するためのツール、と言うわけですな。
右ページで文章をまとめる
さて、ノートの左ページにキーワードが出揃ったら、右ページでそれを組み立てた文章の形にしていきます。
ここではガッツリ文章を書く必要はなく、小見出しごとのポイントとなる部分をまとめ上げるだけでOKかと思います。
こういう小さい文章を書きためておくことで「今日はネタがない!」という時でも、ネタ帳を読めば簡単にブログ記事が書ける…このレベルまで達することが理想です。
まとめ
ブログが続かない原因の一つに「書くネタがない」というのがあります。
僕自身、連続更新を開始する前は週に記事を3本書くのが限界でした。
毎日面白いことや珍事件が発生するわけもなく、平凡な生活からはネタが生まれないと思っていたからです。
でもちょっと視点を変えれば、ネタって色んなところに落ちてるんですよね。
毎日のニュースだったり、他人のブログ記事だったり、今日電車で読んだ本だったり。
ただし、こういった「日々見つかるネタ」は狩猟のようなもの。
エモノが見つかればすぐに食べる(記事にする)ことができますが、見つからなければその日はお腹を空かせる(記事が書けないで悶絶する)ことになります。
そこで普段からコツコツとネタ帳を作っておくのです。
ネタ帳は農作物のようにタネから時間をかけて育てる必要がありますが、収穫して保存しておくことができます。
エモノが見つからなくても、保存したネタがあればお腹を空かせる必要はないのです。
ブログが続かないという人は、まずはコツコツとネタ帳作りに励んでみる、というのはどうでしょうか?
地道に続けていけば、きっと効果があると思いますよ。
ネタ帳の作り方についてはこの本でもちょこっと触れています。
興味があればチェックしてみてください。
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