先日の「トイカメラ探検隊」で使用したトイカメラ『Vivitar Ultra Wide & Slim(ビビターウルトラワイドアンドスリム)』。
そのときに撮った(ちょっと微妙な)写真を何枚か公開しましたが、あの写真がこのカメラの性能だと思われてしまうのも何となく不本意なので、個人的に撮った写真を何枚か紹介してみます。
興味のある方は性能の参考にしてみてくださいね。
Vivitar Ultra Wide & Slimは晴れの日用のトイカメラ
この『Vivitar Ultra Wide & Slim』は、絞りがf11・シャッタースピードが1/125で固定されています。
フィルムを入れて、ファインダーを覗いて、シャッターを切る、それだけの簡単な構造です。
露出などを設定できないので、使用条件がある程度限られているカメラと言えます(まあトイカメラですからね)。
薄曇り程度でも撮れますが、性能が活かせるのは天気の良い日に外で撮るのがベストということですね。
※フィルムはKodak SUPER GOLD 400(現在は廃番)を使用
▼トイカメラらしく周辺露光落ちによるトンネル効果が顕著に出ます。
▼地面スレスレ、ノーファインダーで撮ってみました。
『Vivitar Ultra Wide & Slim』ピントが合う距離は1.2m以上、かなり離れないとピントが合いません。
写真では前の草がボケてますが、これはコレでいい感じかも。
▼曇の日に撮るとこんな感じです。どんよりしてますが絞りがf11なのでカリッとした印象ですね。
▼外側の雲が流れてるように写ってます。『Vivitar Ultra Wide & Slim』はプラスチック製のレンズなので周辺の歪みも顕著に出ます。
▼楽しげな観覧車も撮り方次第で廃墟のような不気味な雰囲気に。
▼コチラは晴れの日に撮影。クッキリハッキリ。
▼周辺光量が落ちていて、いかにもトイカメラという感じの描写ですな。
▼太陽に向けて撮影するとこんな光の輪が写りやすいのも特徴です。
▼曇の日と晴れの日では色の出方が大きく違いますね。
▼フィルムなのでデジカメとは違った柔らかい描写です。
▼コチラはタテイチ写真。22mmの超広角レンズなので想像以上に縦長になりました。
▼チープなオールプラスチックカメラでもキチンと写るのが分かるかと思います。
まとめ
さてトイカメラ入門機『Vivitar Ultra Wide & Slim』、いかがでしたでしょうか?
撮影条件が整っていれば、意外としっかり写ることがお分かりいただけたかと思います。
操作も非常に簡単(というより操作するものがない)ので、小さなお子さんでも簡単に撮影が楽しめるかと思います。
注意する点があるとすれば、超広角レンズなので自分の指などが写り込んでしまうことがたまーにあること。
デジカメと違って、ファインダーで見えてるもの=撮れるもの、ではないので注意です(レンズを指で塞いでもファインダーには景色が見えてますからね)。
トイカメラやフィルムカメラに興味がある方は最初の一台として使ってみてはいかがでしょうか?
デジカメとは一味違った面白さが発見できますよ。
▼私が持っているシルバーのモデルは廃番になったみたいですな…。
色は違いますが中身は同じです。
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