『TravelLifeクリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと』by本田直之

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TravelLife

さてさて、今年もすでに3ヶ月が過ぎてしまいました。
今月末にはゴールデンウィークに突入ですよ。
平日2日休めば10連休になるらしいですが、何か予定は決まりましたか?

連休となると真っ先に浮かぶのが”旅行”だと思いますが、今度の旅行はいつもと少し違った”旅”にしてみませんか?

というわけで本田直之氏の本『TraveLife クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと』のご紹介。

『TravelLifeクリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと』by本田直之

以前よりハワイで生活することを目標とし、日本とハワイのデュアルライフを送っている本田直之氏。
彼の成功の秘訣は”旅”にあったと本書では言っています。

旅がなぜ人生の成功に結びつくのか、なかなか想像しにくいと思いますが、一人で海外に行き、現地の人と交流し、良くも悪くも色々な経験を積むことが、人生を変えるキッカケになるんだとか。

海外旅行には何度も行っている、という人でも意外とツアーで観光名所だけを巡る旅をしている人は多いもの。
だがそこには学びがないと本多氏は警鐘を鳴らしています。

旅と観光は、違うものではないかと僕は思う。「観光」という言葉には「観る」という文字が入っており、まさしくいろいろ見て終了だ。いっぽう、旅というのは「観る」だけでなく「感じる」ことであり、さらにそこから「学ぶ」ことではないだろうか。
作られた観光地だけを観て、何かを得るというのは難しい。楽しんだりリラックスしたりすることが目的なら、ツアーの観光旅行も悪くない。だが、この本で言うような人生を変えるための旅には決してならない。
だからこそ、旅と観光は違うものなのだと、憶えておいたほうがいいだろう。
(P.36)

では旅に出ると何が学べるのか、本書では”未知のものに触れることで自分のポテンシャルを知ること”や”言葉やお金・時間など制約の中でいかに工夫して生きるか”など、主に自分自身との対話に重点を置いて解説しています。

特に印象的だったのが「未知との出会いから人生の選択肢を増やす」という項目に書かれている以下の文章。

大学生に将来のプランを訊ねると、「起業か、就職か、大学院か」という三つの答えしか返ってこないのも、彼らが他の選択肢を知らないためだろう。
これは大人も同じで、未知の部分が大きければ大きいほど、人生の選択肢は狭まってしまう。仮に会社と家の往復ばかりで何年も過ごす人がいたら、彼らの選択肢はいつまでも増えず、可能性は年を経るごとに狭くなっていくだろう。
自分の可能性を広げるには選択肢をふやすこと。その最良の策は、未知のものと出会うこと。そして未知のものに出会う一番簡単かつ効率的な方法は、旅であると僕は考えている。
(P.29)

自分の知らないことは実行できないわけでして。
でも、自分の常識外にある方法でお金を稼ぐ方法があれば、起業・就職・大学院以外にも進路の幅が広がるんじゃないかと。
その”自分の常識外”が旅に出ると見えてくるということですな。

常識にとらわれていては、自分の望む人生を送ることはできません。
私たちに与えられた時間はそれほど多いものではないのですから。

締め切りがあることが旅のいいところで、人生もそれは同じだ。
(P.74)

人生は長い旅のようなもの…と言われますが、明日が旅の最終日だとしたら旅先でやり残したことはありませんか?

もし後悔しそうなら、旅に出て経験を積み、自分の可能性を増やして人生をもっと豊かなものにしてみてはどうでしょう?

まとめ

ワタクシも何度か海外旅行に行った経験はありますが、やはり自動的に観光地へ連れて行ってもらえる安心安全なツアーの旅行よりも、自分たちで移動手段を考えたり食べ物を買って(ときには作って)、その街で生活するような旅のほうが断然面白いと思います(色々と大変な目にも遭いますけどね)。

これからどこか旅行に行ってみようかなーと考えていながらも、ただの観光旅行で終わらせたくない…と思う方は本書を一度読んでみてはいかがでしょうか?

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