写真家、ライター、イラストレーター、手芸作家など、ツールの充実と整備によって今では誰もがクリエイターになれる時代です。
副業として、またお小遣い稼ぎとしてこれらの創作活動をしている人も少なくないでしょう。
中には「自分の好きなことで稼ぐ」ことを目指し、創作に取り組んでいる人もいることだと思います。
ところでその創作活動、上手くいってますか?
やりたいことはたくさんあるのに、なかなか時間が取れずに滞ってはいないでしょうか?
創作活動には集中力が欠かせませんが、忙しい現代人にはその集中する時間が捻出できないのも事実。
そこで必要となってくるのがタスク管理です。
今回はタスク管理が創作活動に与えるメリットを3つご紹介します。
クリエイターがタスク管理をするべき3つの理由
1.自分がすべきことをすべて把握することで創作に集中できるようになる
クリエイターも生身の人間です、創作活動(やりたいこと)にばかり打ち込んでいるわけにもいきません。
本業のある人はもちろん仕事に力を入れなくてはなりませんし、家族との約束や電気料金の支払いなど”やらなくてはならないこと”はたくさんあるものです。
こういった”やりたいこと”以外の”やらなくてはならないこと”というのは、しっかり把握しておかないと頭の中にモヤモヤとした感覚を生み出します。
モヤモヤしていては創作活動にも集中できませんよね。
これらの”やりたいこと”と”やらなくてはならないこと”をシステマチックに管理をすることができれば(つまりタスク管理ができていれば)、余計なことに気を取られることなく一つのことに集中できるようになるわけです。
2.限りあるリソースを有効に使うことができる
時間、お金、エネルギー、体力…クリエイターが何かを生み出すためにはこれらのリソースを消費する必要があります。
しかしこれらのリソースは無限ではありません。
あなたがよっぽどの暇人か大金持ちでないのなら、限られた時間や予算の中で創作活動を遂行しなくてはなりませんよね。
タスク管理ができているということは”やること”と”やらないこと”の線引きができている状態です。
自分の”やること”が分かっていれば、限られたリソースの中で集中力を高め、ムダなく活動できるようになるということですな。
3.より高いレベルの創作をすることができる
もっとレベルの高い作品を世に送り出したい。
創作活動をする人であればそう願うのは当然のことでしょう。
しかし”やらなくてはいけないこと”が把握しきれていない、つまり頭の中がとっ散らかった状態では良いアイデアというものはなかなか浮かんでこないものです。
例えるなら頭の中は飛行機の滑走路のようなもの。
滑走路が散らかっていては飛行機は飛び立つことすらできません。
タスク管理で散らかった頭の中をクリアにすることができれば、創作活動に集中することができるようになります。
大きな目標を達成するためには、日々の些末なタスクに気を取られないような仕組みを作っておく必要があるのです。
まとめ
便宜上「クリエイター」という名称を使いましたが、ここには自分の好きなことで食っていきたいと思っている人も含まれます。
会社組織に頼らずに稼ぐということは、クリエイティブじゃないとできないことですからね。
今後こういう人は増えていくんじゃないかなーなんて思ってます。
そういう人のために『クリエイターのためのタスク管理』というのは必要なんじゃないかと。
というわけでしばらくはそんな記事を書いていこうと考えてます。
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