好きを仕事にするならスキルの集中と分散、どちらが良い?

思考・仕事術
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dispersion
dispersion / OliBac

自分の好きなこと得意なこと、いわゆるスキルを売り物として仕事をしている人も多いことだと思います。

ところでこのスキル、一つのことを磨きに磨いておくのが良いのでしょうか、色々なスキルを少しずつつまみ食いしておくのが良いのでしょうか?

今日はそんなお話。

好きを仕事にするならスキルの集中と分散、どちらが良い?

個人的には色々なスキルを少しずつ身につけておく”分散型”の方が良いと思っています。

確かに一芸に秀でていれば、それだけ相手にインパクトを与えることはできます。
ものすごくキレイな写真が撮れるとか、やたらとカッコいいデザインを作ることができるとか、その世界では神と呼ばれるレベルですかね。

でもそのレベルまで持っていくのにいったい何年かかるのでしょう?
5年?10年?
リターンを多く取るためには投資するコストも多くなります。

時代の流れなんかも影響しますよね。
写真であれば頑張ってフィルムで超絶キレイな写真を撮れるようになったけど、時代はデジカメ主流になってしまいスキルを活かす場が少なくなってしまうとか。
逆もしかりですね、デジカメは極めたけど顧客がフィルムで撮って欲しいと言われればそれでオシマイなわけでして。

一方でそこそこデジカメが使える、フィルムでそこそこな写真も撮れる、、文章もそこそこ書ける、講演もそれなりにできるという風にスキルを分散しておく方法があります。

それぞれのスキルは素人にちょっと毛が生えたレベルだったり、せいぜい初心者に教えることができるレベルでも問題ありません。
なのでそこまでコストも必要ないんですね。

大事なのは収入源を複数持つために、スキルも分散しておくこと。
一つ一つのレベルは若干低くても、世の中にはそれを必要としている人は結構いるものなのです。

大事なお金を一箇所にまとめておくような事はしないですよね?
銀行に預けたり、投資に回したりして分散しておくのがセオリーです。
スキルの分散もそれと同じことなのです。

まとめ

一つの道を極めるというのは、正統派で素晴らしいことです。
ただし、投資コストに見合ったリターンを取れなければ単なる趣味で終わってしまうとも言えます。

極端な話をすれば1000円の仕事1本だけより、100円の仕事を10本受けたほうが安全なんですね。

そこの折り合いをどうつけるか、これからの働き方の一つの課題なんじゃないかと思ってます。

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