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ライフログに興味はあるけど何を記録すればいいのか、どうやって記録すればいいのか…結構悩みどころだったりするんですよね。
今日はそんな悩みを解決する本、「記録するだけでうまくいく」をご紹介。
『記録するだけでうまくいく』by佐々木正悟・富さやか
ライフログを取ることのメリット
冒頭でライフログを取ることによるメリットを6つ紹介しています。
その中で個人的に最も(゜Д゜)ハッっとしたのが次の一文です。
誤解のないように言いますが、ライフログが体験そのものの代替になるというのではありません。100インチの液晶テレビでパンダの写真や映像を見ても、動物園でパンダを見たときと全く同じ気分は得られないかもしれません。
しかし、パンダを実際に見た人が動物園に行った時のスナップショットを見れば、そこからそのときの気分を思い出すことのできる可能性は高くなります。ライフログを現実の代わりにするのではなく、得がたい現実を何度も味わうためにライフログを使うのです。
(p.15)
筆者はこれを「体験の再生」として、メリットの筆頭に位置付けています。
ライフログは記憶からも消えてしまった過去を思い出させるための手がかりになりうるのです。
web上で見るパンダの写真と、自分が実際に撮ったパンダの写真。
得られる感情は全く違ったものになると思いませんか?
自分が写真を撮ったときの、天気や匂いまでもがよみがえってきそうな気がしませんか?
具体的な記録の方法
本書ではすべての情報をスマートフォンに(もっと言えばEvernoteに)一元化し、いつでもどこでもライフログを見返せる環境づくりを目指しています。
スマートフォンのアプリ(iPhoneがメインですが)を使用し、このライフログにはこのアプリ、といった形式で各ログの取り方について説明されています。
もちろんここで紹介されているアプリを使うのもいいですが、使い慣れたアプリをうまいことEvernoteに連携できないか、などと考えるのもまた楽しいかと思いますよ。
面倒くさくない仕組みを作ってしまう
記録、というとなんだか面倒な感じもしますが、面倒なのは最初の設定だけ。
あとは各場面でそれぞれのアプリを起動するればOK。
という形にまで落とし込んでしまえば精神的負担はグッと下がると思います。
ちょっとだけ面倒な思いを最初にするだけで、簡単に記録が手に入る。
これはやらない手はないですよね。
まずは簡単にマネできそうなところから取り組んでみてはどうでしょうか?
まとめ
以前書いたこちらの記事[読書感想]たった一度の人生を記録しなさいで紹介した本がライフログの概念を教えてくれる本だとしたら、今回の本は具体的なライフログの取り方を中心とした本というポジション。
せっかく持っているスマートフォン。
ライフログを取るにはうってつけのツールだと思います。
ライフログに興味のあるけどどのアプリを使えばいいか悩んでいる方にオススメ。
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