ブログやランニングを日々の習慣にしたいと思いつつ、なかなか継続するのは難しいんですよね。
ランニングは1~3日おきで何とか継続できているのですが、ブログのほうがなかなか…。
うまいこと継続できる方法はないかと思い、手に取った本が『そろそろ本気で継続力をモノにする!』です。
少々古い本ですが、個人的に多くの気づきを得ることができた一冊です。
『そろそろ本気で継続力をモノにする!』by大橋悦夫―これで3日坊主ともおさらば!?
著者はブログ「シゴタノ!」の大橋悦夫(@shigotano)氏。
ブログやライフハック界隈では知らない人はいないと思えるくらい有名な方ですね。
この本では、継続ができない原因とその対処法をタイプ別に分かりやすく解説してくれます。
個人的にグッときたところ
継続にはタイプがあり、それぞれに乗り越えるべき課題がある。
私たちが習慣化をめざして継続する物事は、次の3つのタイプに分けることができます。
- 続ける系
- ためる系
- マスター系
(p.46)
一口に継続力と言っても、実は様々なタイプがあることを知っていましたか?。
本書では継続する内容によって以下のタイプ分けをしています。
- 早起きやランニングなどの「続ける系」(課題は例外)
- 貯金やダイエット、ブログなどの「ためる系」(課題は不安)
- 英会話や資格試験などの「マスター系」(課題はスランプ)
そしてそのタイプごとに課題やその対処方法が異なるため、まずは自分がどのタイプの継続力を身につけたいのか見極める必要がある、ということですな。
「プランB」を用意する
「プランB」とは、当初の計画が失敗した時のために、あらかじめ用意しておく代替手段です。例えば、朝のジョギングをしようと思ったら雨が降っていたという時は、「雨の日はジムのランニングマシンで走る」というプランBをあらかじめ決めておき、「雨が降っているから今日はやめておこうか」という言い訳をブロックします。
(p.146)
これは「続ける系」の課題である「例外」への対処方法の一つです。
例えばランニングを継続したい人にとって頭を悩ませるのが、「天気」や「急用」といった「例外」ではないでしょうか?
私の場合は仕事後、つまり夜走ることが多いのですが、雨が降っていたり飲み会などが入っているとそれを理由に走りに行かないということが多々あるんですね。
そこで事前に「プランB」を用意しておくことで、言い訳を考える間もなく自動的にそちらに移行することができるというわけですな。
例えば筋トレやストレッチなど屋内・短時間でできるトレーニングを取り込むなど、工夫はいろいろできそうです。
ためる系にはガス抜きが必要
貯金でもダイエットでも、その習慣を続ける中で「楽しい」と感じられたことがあれば、どんなにささいなことであってもノートやブログに記録しておくようにします。あるいは、ミクシィなどのSNSの日記に書くのもよいでしょう。こてを「ハッピー日記」と呼びます。そして、続けるのが辛くなってきたら、この記録を読み返せば、楽しい記憶が蘇ってきて、再び続けるためのやる気がわいてくるでしょう。
つまり、「ためる系」継続のキーワードである「収穫」を再確認して、モチベーションを復活させる、と言うことです。
SNSの場合は、友人から寄せられたコメントがあればより強く背中を押してもらえるはずです。
(p.162)
本書では”ブログを執筆すること”は「ためる系」に含まれています(個人的には続ける系にも入るのでは?と思ってますが)。
ブログを続ける上で一番のモチベーションとなるのは何と言っても「読者の存在」ですよね。
せっかく書いた記事も反応がないと寂しいし、「読む人もいないから書かなくていいかな」なんて思ってしまいがち。
私の場合、ブログを更新したらtwitterやFacebookに更新情報を流していますが、リツイートやいいねなどの反応があるとやはり嬉しいものです。
この嬉しさからのモチベーションが高いうちに、新しい記事を書くと継続できるんじゃないかなー。
次の一手
今回の記事から「次の一手」なるものを入れてみます。
せっかく読んだ本も感想を書いておしまい、ではもったいないですからね。
本を読んで浮かんだアイデアなんかをメモしておきます。
それでは今回の「次の一手」を…
継続したいものについて、ブログ上で週一回成果を報告する。
すでに使い古されている手ではありますが…あえてそこは気にしない方向で。
ブログであれば読む人の目があるのでやる気も出るし、ついでに記事数も増やせるという一石二鳥(?)になるのでは?という軽い考えなんですけどね。
個人的な記録になるため読む人は少ないでしょうが、一つの試みとしてやってみたいと思います。
まとめ
ブログもダイエットも試験勉強も、成功のためにモノを言うのは継続力。
つまるところ「継続力」は一つのスキルと考えてしまって良いんじゃないかと。
スキルであれば訓練次第で身につけられるはずです。
何をやっても三日坊主とお嘆きのあなた、本書を参考に少し人生を変えてみませんか?
コメント