これまでいろいろなタスク管理ツールに手を出してきました。
『Toodledo』『Trello』『Todoist』……などなど、どれもすばらしいツールで、うまく使いこなすことができればさぞかし生産性が上がったのでしょうが、私自身の性格的にどうも使いこなすことができなくて。
結局シンプルな紙ベースに戻したところ、これが意外としっくり来ています。
そんなわけで、現在私がやっているタスク管理法をご紹介。
B5ノートを使ったタスク管理
2017年の今頃、ちょうどこんな記事を書いていました。
『Todoist』はシンプルなインターフェイスで使いやすかったのですが、どうも私のタスク管理はデジタルツールとの相性が悪いみたいでして。
現在使っているのは月間カレンダー(Googleカレンダー)とB5のリングノート1冊のみ。
まず確定している予定(仕事や人と合う約束など)はカレンダーに書き込んでおきます。
カレンダーに書き込んだ予定は基本的に動かないものなので、予定を書き込んだらひとまずおしまい。
随時参照する程度です。
次にB5ノート(見開き4ページくらい)に今抱えている仕事、やるべき雑用、読むべき本、買うべきもの、その他気になることを書き出します。
これはGTDで言うところの”収集”ステップと同じです。
GTDの”収集”ステップについてはコチラの記事をどうぞ。
この見開き4ページに書き出したタスクを”マスター”にします。
次に週1回(週末など)に、次の週にやるべきタスクをマスターから週間計画のページに転記。
あとは週間計画のページを参照しながら、日々のタスクを決定しこなしていきます。
週末になったら、完了したタスクをマスターから消し込み、次の週の計画を立てます。
終わらなかったタスクについてはなぜ終わらなかったのかをレビューし、必要なタスクであれば再度計画、不要なタスクであればマスターから削除。
だいたいこんな流れです。
マスターリストを作っておけばヌケモレはなくなりますし、週間計画を立てると同時に週次レビューもできるので便利、何よりも面倒なツールを使わなくても良いというのが個人的にあっているようです。
ちなみにこのやり方は下記の書籍を参考にしました。
タスク管理の本質を見抜く
タスク管理やGTD、あるいはノート術というのは凝ろうと思えばいくらでも凝ることができます。
手法もツールもGoogle検索すればいくらでも出てきますし、中にはインスタ映えを狙ったタスク管理なんてのもあります。
私も一時期そういう情報をだいぶ追いかけたりもしましたが、ふと立ち止まってみるとちょっと違うんじゃないかなーと思ったりしてですね。
要するにものごとの本質を見抜かないといけないんじゃないかと。
タスク管理の本質は「やるべきことをやるべきときに忘れずにこなす」という部分にあります。
いつしかそれがツールの凝った使い方になったり、神経質なくらいタスクを細分化してみたり、どうもそういう流れになってしまっている気がするんですね。
凝ろうと思えばいくらでも凝ることができるけど、どうもそれでは本質を見失ってしまう。
だったらシンプルに徹した方が何かと効率がいいんじゃないかなーと思ったりしてるわけです。
それが私には紙のノートだったというわけでして。
今回紹介した方法は特に目新しいことをしているわけでも、おかしなことをしているわけでもありません。
ある意味タスク管理の基本的な部分だと思っています。
今後最高に使いやすいタスク管理ツールが登場すれば乗り換えるかもしれませんが、自由にカスタマイズできる紙ベースでのタスク管理こそが最強なんじゃないかなーと。
まとめ
というわけで、現在やっているタスク管理について簡単に紹介しました。
タスク管理というと高機能なツールを使わなきゃとか、実行できるレベルまで細分化しないといけないとか、何となくそんな風潮があるようですが、実はそんなことはありません。
タスク管理の本質を考え、自分に最適なツールを使うのが正解なわけです。
タスク管理にチャレンジしたけどなかなかうまく続けられないという人は、一度シンプルなシステムを試してみると案外すんなりといくかもしれませんよ。
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